富士スピードウェイで行われている、2019スーパーGT第5戦『富士GT500マイルレース』。GT500クラスは90周を終えた段階で、ポールポジションスタートの#23 MOTUL AUTECH GT-Rが首位に立っている。
前日の予選では#23 MOTUL AUTECH GT-Rがポールポジションを獲得。#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが2番グリッド、#19 WedsSport ADVAN LC500が3番グリッドからのスタートとなった。なお、終了間際にクラッシュを喫した #17 KEIHIN NSX-GTはマシンの修復こそ完了したようだが、ピットスタートを選択した。
■クインタレッリ、今季3度目のPPにも浮かれず「トラブルなくコンスタントに」
177周の決勝レースがスタート。大きな混乱はなく、各車綺麗に1コーナーを通過していった。
23号車(ロニー・クインタレッリ)と3号車(フレデリック・マコヴィッキィ)はポジションをキープしたまま、集団から抜け出していった。19号車も一旦は順位を落としたものの、安定したペースで4番手以下との差を広げにかかった。
6周目頃からGT300クラスのマシンが周回遅れとして現れはじめる。#12 カルソニック IMPUL GT-Rの佐々木大樹は、8周目のダンロップコーナーで#2 シンティアム・アップル・ロータスと接触してしまい、スピン。ピットスタートの17号車の前、14番手に後退した。
GT500クラス最初のピットインは#16 MOTUL MUGEN NSX-GT。18周目にピットインし、武藤英紀から中嶋大祐に交代した。25周目には3番手の19号車もピットイン。こちらはスタートドライバーの坪井翔がそのまま続投。今回のレースではドライバー交代を伴う4度のピットストップが義務付けられているため、ドライバー続投の場合はその義務を消化したことにはならない。
30周を過ぎた辺りから徐々にピットインするマシンが増え始めた。首位の23号車は34周目に入ったが、ドライバー交代の際にクインタレッリが怒りをあらわにする場面も見られた。38周を終えた段階で全15台が最初のピットストップを完了。19号車がトップに立ち、2番手に23号車、3番手には先陣を切ってピットインした16号車が9番グリッドからジャンプアップしてきた。
レースリーダーとなった19号車の坪井だが、背後に23号車の松田次生が迫ってきた。松田は49周目のホームストレートで19号車を捕らえ、トップに返り咲いた。しかし、62周目のダンロップコーナーで23号車がタイムロス。またもトップが入れ替わった。
2回目のピットストップを終えた38号車(立川祐路)だがアウトラップの70周目、100Rでコントロールを失いクラッシュ。セーフティカーは出ずイエローフラッグでの対応となったため、このタイミングで各車が続々とピットレーンに向かっていった。
しかし、74周目にはついにセーフティカー導入となり、ピットレーンはクローズとなった。この時点で#37 KeePer TOM'S LC50と#17 KEIHIN NSX-GTだけが2度目のピットストップを行っておらず、ステイアウトとなった。
80周目にレース再開。接近戦の中、ダンロップコーナーで3号車のマコヴィッキィが19号車の国本雄資と接触しスピン。大きく後退することとなった。翌周には#39 DENSO KOBELCO SARDのヘイキ・コバライネンが19号車と接触。フロントカウルを破損しピットインを余儀なくされた。
レース距離の約半分となる90周を消化し、クラス全車が2回のピットストップを完了した時点で、首位は23号車。ポールトゥウインに向けて順調な走りを続けている。2番手には#36 au TOM'S LC500、3番手には#6 WAKO'S 4CR LC500がつけている。首位争いを展開していた3号車はスピンの影響で7番手となっている。
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