2019年シーズンの折返しをランキング2位で迎えたドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾだが、首位のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とは58ポイント差の差が開いている。
これまで9戦を消化して、今季のドヴィツィオーゾの勝利は開幕戦カタールGPでの1度のみ、さらに第6戦イタリアGPを最後に表彰台からも遠ざかっている。一方でランク首位をひた走るマルケスはヨーロッパラウンドに入って以降、6戦で4勝を挙げている状況だ。
■「ドゥカティよりもヤマハが脅威」マルケス、後半戦はビニャーレスを警戒か
ドヴィツィオーゾはマルケス/ホンダのパッケージがより強力になっていると感じているだけではなく、スズキやヤマハもまたドゥカティよりも開発が進んでいると考えているようだ。
「僕らのマシンの成長が十分じゃないんだ。それと競争自体がドゥカティの成長よりも速く激しくなっている」と、ドヴィツィオーゾはmotorsport.comの独占インタビューに答えた。
「ホンダとマルケスというパッケージはより強力になっているし、スズキはマシンもライダーも進歩を遂げている。ヤマハも去年よりも競争力を増しているんだ。MotoGPは熟練のライダーが走っているけど、ここ最近のチャンピオンシップはさらに難しくなってきている」
「僕らはマルクとの戦いの中でより強くなっていくのではなく、より苦戦してしまっている。マルケスは毎レース優勝を争っているし、他のライダーもしばしば僕たちより速い」
ドゥカティの主な弱みはコーナリングだと言われているが、ドヴィツィオーゾはそうした問題を修正することは容易ではないと認めた。
ドゥカティがコーナリングの問題を修正できない一方で、ホンダはパワーで遅れをとっていた状況を解決に向かわせているが、それについてどう思うかを訊くと、彼は次のように答えた。
「技術的にはパワーを得ることのほうがより簡単だ」
「なぜならコーナリングについての問題を解決するには多くの物事の組み合わせが関係していて、完璧なやり方は存在しないからだ。パワーを増加させるのはそれとは違って、比較的簡単なんだ」
ここまでマルケスに良いようにやられてしまっているドヴィツィオーゾ。彼は今年のマルケスのライディングが、彼のこれまでのキャリアのどの時点よりも上手いと感じていると語った。
「マルクは学ぶことを決して止めない、非常に強力なライダーだ」
「彼は浮き沈みが無いし、常に改善していて後退することは無い。その場に留まるか、更に良くなっていくんだ」
「殆どのライダーは後退もするし、大部分は浮き沈みもある。だけど良いライダーや賢いライダーは大体にして改善するし、後退することは無いんだ」
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