WEC(世界耐久選手権)2019-2020シーズンのプロローグテストがスペインのカタルニア・サーキットで始まった。その初日、午前中のセッションは7号車TOYOTA TS050 Hybridのホセ・マリア・ロペスが、午後のセッションは8号車TOYOTA TS050 Hybridの中嶋一貴が、それぞれトップタイムを記録した。
午後のセッションは、ターン5の縁石に問題が発生したことにより赤旗が出され、1時間の中断。その影響により、30分延長されることになった。
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この赤旗が出されるまでは、午前中のセッションでロペスが記録した1分31秒229が最速だった。しかし赤旗が解除された後、トヨタ新加入のブレンドン・ハートレーが駆る8号車が、1分30秒669を計測してベストタイムを更新。さらにその後、中嶋一貴が残り1時間を切った後に1分30秒114というこの日のベストタイムを記録した。7号車は小林可夢偉が中嶋から0.066秒遅れのタイムを計測して2番手となった。
非ハイブリッドマシン勢の最速は、1号車レベリオン・レーシングだった。レベリオンはトヨタ勢から1秒差以内のタイムを記録している。このタイムは、ノーマン・ナトーが記録した1分31秒073。姉妹車の3号車レベリオンは、グスタヴォ・メネゼスのドライブにより、1号車から約0.3秒遅れのタイムを記録している。
ジネッタは、マシアス・ベシェのドライブによりレベリオン勢を上回る1分31秒043を記録していた。しかしこのラップではイエローフラッグが振られていたため、抹消されることになった。
ただベシェがそれ以前に記録していた1分31秒818は、姉妹車をドライブしたマイク・シンプソンのタイムを0.003秒上回るものだった。2台のジネッタは合計84周を走行し、走行距離不足を補うこととなった。
LMP2クラスのトップタイムは、午前中も午後も、ユナイテッド・オートスポーツが記録した。22号車のタイムは元F1ドライバーのポール・ディ・レスタが記録した1分33秒110。ディ・レスタは午前中と比較して、0.2秒タイムを更新した。
トヨタのリザーブドライバーでもあるトーマス・ローランは、36号車シグナテック・アルピーヌをドライブして、クラス2番手を記録。ガブリエル・オーブリーがドライブした37号車ジャッキー・チェンDCレーシングのタイムを上回った。
LM-GTEクラスは、71号車フェラーリが最速。ミゲル・モリーナがドライブし、1分43秒814秒を記録して、新車となったポルシェ911RSRの2台を上回った。
ポルシェの最速は92号車のマイケル・クリステンセンで、タイムは1分43秒903。ジャンマリア・ブルーニがドライブした91号車は、92号車から0.2秒遅れだった。
アストンマーチン唯一のLM-GTE Proクラスのマシンは、4人のドライバーがシェアしてドライブ。クラス5番手となり、LM-GTE Amクラス最速だったプロジェクト1よりも遅かった。
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