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スポーツ 2019.7.19

【MotoGP】「“真のプレッシャー”はまだ先」マルケス、脅威のルーキークアルタラロに助言

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 今シーズン、新設されたヤマハのサテライトチームである“ペトロナス・ヤマハ・SRT”からMotoGPデビューを飾った若干20歳の青年ファビオ・クアルタラロ。デビュー1年目にも関わらず、クアルタラロはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)以外で2回以上ポールポジションを獲得した唯一のライダーであり、さらに2度の表彰台獲得を記録するなど、目覚ましい活躍を見せている。 

 今季も圧倒的な強さを見せ、ランキング首位を走るマルケスは、クアルタラロがヤマハのライダーの中でYZR-M1の“真のポテンシャル”を示すことのできている、唯一のライダーだと考えているようだ。ただマルケスは、クアルタラロがルーキーシーズンによる経験の無さに助けられているとも話しており、今後数年で状況が変わるとも見ている。

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「MotoGPにとっては素晴らしいサプライズだったけど、ライバルにとってはそうじゃないかもね」と、マルケスはクアルタラロの活躍について冗談めかして語る。

「僕がMotoGPマシンに初めて乗った時(2013年)も、同じようなところにいた。彼はプレシーズンテストでは苦戦していたようだけど、それから毎レース良くなっている」

「クアルタラロはヤマハ(のマシン)を良い形で乗りこなしているように思える。そして彼がマシンの真のポテンシャル示しているんだ」

「MotoGPに来て以来、彼はうまくプレッシャーをいなしてきた。僕が2013年にバイクに乗ってプレッシャーを感じていたのと同じではないのは確かだ」

「MotoGPでの初年度では、真のプレッシャーというのはかかっていないものだ。全ての結果が良いものだからね」

「表彰台に登ったなら、それは本当に良い結果だろうし、トップ5でフィニッシュもとても良い結果だろう。プレッシャーというのは勝つ必要があるとき、そしてみんなが自分に勝つよう強く求めている時に出てくるものだ」

■クラッチロー「マシンがクアルタラロの助けになっている」

 LCRホンダのカル・クラッチローはこうしたマルケスの見解に共感を示しているが、クラッチローが他のルーキーよりも乗りやすいバイクを手にしていることが助けになっているとも指摘した。

「シーズンが始まる前、セパンテストで(フランチェスコ)バニャイヤがラップレコードを破った時に、『彼はクアルタラロに打ちのめされて、クアルタラロが最速のルーキーになるだろう』と話したけど、正しかったみたいで嬉しいよ」

「彼がもの凄い才能の持ち主だというのは分かっているし、とても良いライダーだ。素晴らしライディングをしているし、(もし賭けられるのなら)賭けるべきだろうね。何度かポールポジションを獲っているし、表彰台も2回登っている……波に乗っているよ」

「クアルタラロは素晴らしいライディングをしているし、状況のせいにするわけじゃないんだけど、彼が他のマシンに乗っていたらこうしたポジションにはいなかっただろう。スズキだったら可能かもしれないが、他(のマシン)ではもっと大変な事になっていただろう」

 またクラッチローは、来年のクアルタラロの走りこそが重要なものになるだろうとも付け加えている。

「彼がMotoGPについてより理解し始めたとき、そしてマシンをより変え始めたときに、どうなっていくかが分かるだろう」

「現時点では、彼は(マシンに)速く乗っているだけで、何が起こっているのかは気にしていない。セッティングや他のライダーの戦略、そしてタイヤへの心配を始めたとき、より難しくなると僕は思う。彼の乗っているメーカーの、その他のライダーのようにね」

「ただそれで彼への賞賛がなくなるわけではない。彼は素晴らしい青年だし、いいヤツで、将来に向けてもの凄い才能だってある」

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(motorsport.com 日本版 David Gruz)

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