2019スーパーフォーミュラ第4戦の土曜フリー走行が行われ、VANTELIN TEAM TOM’Sのニック・キャシディがコースレコードを上回るタイムを記録し、セッションをトップで終えた。
この日も富士スピードウェイの上空は曇り空、ドライコンディションでセッションスタートを迎えた。なお、気温は22度、路面温度は24度というコンディションだ。
■ 中嶋一貴、初日3番手も「全体の位置関係がまだ掴めていない」
各ドライバーが続々とタイムを計測していくが、山下健太(KONDO RACING)が1分27秒698でひとまずトップタイムにつけた。
開始から7分でアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)が1分23秒675をマークし、トップタイムを大きく更新。パロウは金曜日の専有走行ではトップタイムを記録しており、好調な様子だ。その後、山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も1分23秒869で2番手につけた。
ただ、タイムは続々と更新され、10分が経過するころにはニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分23秒288を記録してトップタイムを更新。また、牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)が1分23秒624で2番手とした。
さらにトップにつけていたキャシディが1分22秒868までタイムを更新。ひとり1分22秒台に突入してみせた。
セッションは残り40分を目前とするが、パロウが1分23秒413をマークし2番手にポジションを上げた。パロウはその後1分23秒301までタイムを更新している。
セッション半分を過ぎた頃、GRスープラコーナーで国本雄資(KONDO RACING)がスピンを喫したようでマシンは進行方向逆向きを向いてコース上で停止してしまった。結果、セッションは赤旗中断となった。国本はマーシャルの手を借りてエンジンを再始動し、ピットへ戻った。
残り23分の段階で赤旗は解除され、セッションが再開。各車がコースインし、予選に向けた準備を進めた。
セッション残り17分、石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が1分22秒955をマークし、トップのキャシディに肉薄。さらに次の周回でもタイムを更新し、1分22秒801を記録してトップタイムとした。
またパトリシオ・オワード(TEAM MUGEN)が1分23秒312と、金曜専有走行から約2秒の大幅タイムアップをし5番手につけると、更にタイムを1分23秒057まで縮め、3番手までポジションを上げた。
セッションは終盤となり、予選を想定したタイムアタックを行うマシンが増えた。その中で、残り6分頃に中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分22秒959をマークし、3番手に割って入った。
残り1分、山下が1分22秒730までタイムを縮めてトップタイムを奪取。後方では国本も1分22秒932と好タイムをマークし4番手までポジションを上げた。
さらにチェッカーフラッグが振られる直前、キャシディが1分22秒569を叩き出してトップタイムを塗り替えた。また、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)も最後のアタックをまとめあげ、1分22秒691を記録し2番手につけた。
最終的にこのタイムが更新されることはなく、キャシディがコースレコード(1分22秒572)を超えるタイムでフリー走行を終えた。2番手は関口、3番手には山下が並んだ。
4番手以下には石浦、国本、坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)といった並びが続き、トップ7台がトヨタ/TRD勢という結果となった。ホンダ/M-TEC勢のトップは8番手、今戦から参戦となり注目の集まっているオワードとなった。
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