最高速の名門が手がけるリーガルスペック
ストリートでの快適性と速さを両立!
「保安基準値内でここまでワイド感を表現するなんて!」NDロードスターの高機能エアロに注目!
かつての谷田部最高速全盛期に、エアコン付きのBNR32で343.13km/hを記録するなど『街乗りも快適にこなせるハイパワーマシン』の開発を追求してきたペントルーフ。
ここで紹介するJZA80スープラも、エアコンやカーナビなどの快適装備を備え、普段から気兼ねなく快適に乗りまわすことができることを絶対条件として製作されたチューンドだ。
心臓部はHKSの264度カムを組み込んだ前期型(VVT-i無し)の2JZエンジンに、TO4Zタービンを装着し、最大ブースト圧1.3キロ時に550ps/64kgmを発揮。
コンピュータはF-CON Vプロを使い、Dジェトロ化も行われている。後方シリンダーの温度上昇を抑えるためのオリジナルウォーターバイパスキットや、ETCSのサブスロットルバタフライ撤去など、ポイントをおさえた堅実な作り込みだ。
また、タービン後方にはクラッチやブレーキのマスターバックなどが存在するため、遮熱板を製作してシッカリと熱対策。フロントパイプやEXマニのバンテージ施工や、ホースや配線への耐熱布巻き付けなど、トラブルを事前に防ぐための手間を惜しまない。
排気系は第1触媒の位置にスポーツキャタライザーをワンオフで装着。ウエストゲートは解放せず触媒手前に戻している。徹底して車検対応に拘っているのだ。スペースも配管の距離もかなり制限されるので「いちばん苦労したポイント」と北林さん。
エクステリアはトライアルのエアロパーツを軸に構築。フェンダーはリドックス製、GTウイングは1710mmのサードfujiスペックMを車検対応幅まで短縮加工して装着している。足もとは前後とも18インチのG25を履き、グローバルの移設キットを使ってレクサスLS用のブレーキキャリパーを移植している。
一方のインテリアもストリート仕様らしいメイキングだ。メインのスピード計はTRD製320km/hフルスケールに変更され、各種追加メーターもインストール。シートは運転席をレカロRS-G ASMリミテッド、助手席をSRIIIチャレンジャーに交換し、内装パネルと合わせてブルーで統一している。
アクセルひと踏みで300キロオーバーの実力を秘めたフルチューンでありながら、堂々とストリートを走行できるリーガルスペックで仕上げられたJZA80スープラ。ストリートチューンドとして、ひとつの完成形と言えるだろう。
●取材協力:ペントルーフ 東京都大田区大森東2-28-2 TEL:03-5493-0840
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