6月24日、2019/2020年シーズンも引き続きWEC世界耐久選手権に参戦するTOYOTA GAZOO Racingは、トーマス・ローランがドイツ・ケルンのトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)を訪れたことをTwitterで明らかにした。
シリーズ王者として、現行LMP1規定ラストシーズンとなる2019/20年シーズンに臨むトヨタは今年5月、若手フランス人ドライバーのローランをチームのリザーブ兼テストドライバーに迎えると発表している。
WEC:レベリオンでの最終レースでクラッシュ喫したローラン、2019/20年はLMP2参戦へ
2017年には初出場のル・マン24時間レースで総合2位表彰台を獲得したローランは、今月行われた第87回目のル・マンを最後に、1シーズンを過ごしたレベリオン・レーシングを離れTOYOTA GAZOO Racingに加わることとなった。
そんなローランは24日、トヨタWECチームの本拠地であるケルンのTMGを訪問。LMPカテゴリーをトントン拍子にステップアップする様から“シンデレラボーイ”とも称される21歳のフランス人はこの日、シートフィッティングを行い、その後はトヨタTS050ハイブリッドのシミュレーターでサルト・サーキットを走行したという。TOYOTA GAZOO Racing WEC(@Toyota_Hybrid)ではこの様子を写真付きで紹介している。
なお、ローランはトヨタでリザーブ兼テストドライバーを務める一方で、LMP2チャンピオンチームのシグナテック・アルピーヌ・エルフから2019/20年のWECにレギュラー参戦することが決定済みだ。
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