現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 【MotoGP】中上貴晶、最新型RC213Vのテストを実施。「とてもポジティブなフィーリング」

ここから本文です

【MotoGP】中上貴晶、最新型RC213Vのテストを実施。「とてもポジティブなフィーリング」

掲載 更新
【MotoGP】中上貴晶、最新型RC213Vのテストを実施。「とてもポジティブなフィーリング」

 MotoGP第7戦カタルニアGPの直後に行われたバルセロナ公式テストで、LCRホンダの中上貴晶はファクトリー仕様のRC213Vをテストするチャンスを得た。

 中上は2019年型のRC213Vで自己ベストタイムとなる1分39秒555を記録し、それまで2018年型の自身のマシンで記録していたタイム(1分40秒092)から乗り換えてすぐにタイムを更新してみせた。

■ ドゥカティ、公式テストで弱点の旋回性を改善か。次戦オランダGPで投入へ

 走行後にmotorsport.comが取材を行ったところ、中上は2018年型と2019年型の走行は同じセッティングで行い、連続したテストとして計画されていたと認めた。

「フィーリングはとてもポジティブなものでした」と、中上は2019年型のマシンを評価している。

「もちろん、いくつかネガティブな部分と、ポジティブな部分があります。ですが全体としてフィーリングは良好で、特にエンジンのパフォーマンスが良かったですね」

「HRCが僕にこうした機会を要請してくれ、走行の機会を得ることができとても嬉しいです。彼らはフィードバックのために(マシンについての)見解を必要としていましたから、僕らはセッティングを変更し、適応する必要はありませんでした。ですが、ラップタイムを縮めることができました。とてもポジティブなことだと思います」

 日を同じくして、レプソル・ホンダのマルク・マルケスが中上の2018年型のマシンのフレームを試しており、ふたつのマシンの長所などを比較していた。

 また、中上のチームメイトであるカル・クラッチローは、2019年型のマシンに乗っているが、彼は頑固に昨年仕様のマシンの方がより快適にライディングができたと繰り返し話している。

 クラッチローは中上による2019年型のテストを予想していたという。そしてこうも語っていた。

「彼はより速く走る事ができるだろう。だが、それは月曜日のテストで(ラバーが乗って)グリップが良いからだ。よりコーナリングしやすいだろうし、その他もそうだ。ただまぁ、知っての通り、他人のものはよく見えてしまうものさ」

 クラッチローは、新型のRC213Vについてフロント側のフィーリングが欠けていること、そして身体的な負荷が増加していることについて対処するよう、ホンダに要求したと言う。

「このマシンは乗るのが難しいんだ……常にね」

「彼らにして欲しいのは、TVを見ることだけだ。(2018年型よりも)より難しいんだ。ただ、ホンダはそれを認識している」

「それらの問題がすばやく修正されるとは思っていない。だけど彼らは修正に取り組んでくれているから、そこは良い点だ」

「ただ、これは多くのことの組み合わせなんだと思う。それから最初に改善できるのは旋回性だと思うけど、それが身体的な面でも助けになるはずだ。それは僕らがマシンを曲げるのをねじ伏せてやっているからで、(マシンの)向きを変える時にも同じようにねじ伏せている。より曲がるようになったなら、より速くコーナーに入っていけるだろう」

関連タグ

こんな記事も読まれています

アウディ Q8、e-tron史上最長の一充電航続距離619kmを実現…オプションパッケージ発売
アウディ Q8、e-tron史上最長の一充電航続距離619kmを実現…オプションパッケージ発売
レスポンス
CAMSHOP.JP からスズキ「HAYABUSA」Tシャツが発売!
CAMSHOP.JP からスズキ「HAYABUSA」Tシャツが発売!
バイクブロス
マツダが新型クロスオーバーSUV「 CX-80」を欧州で世界初公開
マツダが新型クロスオーバーSUV「 CX-80」を欧州で世界初公開
Webモーターマガジン
ホンダ「オデッセイSUV」あった!? 車高アップ×タフデザインが超カッコイイ! 上質内装も採用した「オデッセイ “クロス”」とは
ホンダ「オデッセイSUV」あった!? 車高アップ×タフデザインが超カッコイイ! 上質内装も採用した「オデッセイ “クロス”」とは
くるまのニュース
テーマは「限定回帰」! トヨタが「ランドクルーザー 250」の2024年モデルを英国で公開
テーマは「限定回帰」! トヨタが「ランドクルーザー 250」の2024年モデルを英国で公開
バイクのニュース
新事実[ロードスターは世界一] ナンバーワンのスポーツカーである8つの理由
新事実[ロードスターは世界一] ナンバーワンのスポーツカーである8つの理由
ベストカーWeb
日本に1台のアルティマ「カンナム スパイダー」とFSWで遭遇! 超希少車でサーキットを全開走行する正当な理由とは
日本に1台のアルティマ「カンナム スパイダー」とFSWで遭遇! 超希少車でサーキットを全開走行する正当な理由とは
Auto Messe Web
マツダ全幅1.9mの「オフロードSUV」 デザインが良い! 並行輸入で約1000万円!? 「CX-50」欲しい?
マツダ全幅1.9mの「オフロードSUV」 デザインが良い! 並行輸入で約1000万円!? 「CX-50」欲しい?
くるまのニュース
日産歴代最強のSRターボ [SR20VET]搭載車は初代エクストレイルGTだった……なぜS15シルビアや初代シルフィに積まれなかった?
日産歴代最強のSRターボ [SR20VET]搭載車は初代エクストレイルGTだった……なぜS15シルビアや初代シルフィに積まれなかった?
ベストカーWeb
新店舗「レンタル819府中」が4/19オープン!
新店舗「レンタル819府中」が4/19オープン!
バイクブロス
開発テーマは原点回帰──トヨタ ランドクルーザー 250が発売|TOYOTA
開発テーマは原点回帰──トヨタ ランドクルーザー 250が発売|TOYOTA
OPENERS
自動車業界に相次ぐ不祥事……日産が約30億円不当減額!! 公取委が下請法違反で勧告
自動車業界に相次ぐ不祥事……日産が約30億円不当減額!! 公取委が下請法違反で勧告
ベストカーWeb
隣のレーンなら空きがあるのに周回できない! EVを充電したあと休憩できない! 「SA・PA」頼むから改善してくれませんポイント5つ
隣のレーンなら空きがあるのに周回できない! EVを充電したあと休憩できない! 「SA・PA」頼むから改善してくれませんポイント5つ
WEB CARTOP
5年ぶりF1中国GPが復活! FP1はストロール最速。角田裕毅12番手……スプリント開催もコース炎上の珍トラブルも発生
5年ぶりF1中国GPが復活! FP1はストロール最速。角田裕毅12番手……スプリント開催もコース炎上の珍トラブルも発生
motorsport.com 日本版
トヨタ新型「ランクル250」正式発売! 15年ぶりに全面刷新! 従来プラドから何が変わった? 角目・丸目設定で520万円から
トヨタ新型「ランクル250」正式発売! 15年ぶりに全面刷新! 従来プラドから何が変わった? 角目・丸目設定で520万円から
くるまのニュース
バイク未来総研によるリセールプライスランキングで「カワサキ・ELIMINATOR」が初の首位を獲得!
バイク未来総研によるリセールプライスランキングで「カワサキ・ELIMINATOR」が初の首位を獲得!
バイクブロス
レクサス、新型GXの国内導入の概要を発表。100台限定のローンチモデル「GX550 ”OVERTRAIL+”」の抽選注文受付を開始
レクサス、新型GXの国内導入の概要を発表。100台限定のローンチモデル「GX550 ”OVERTRAIL+”」の抽選注文受付を開始
月刊自家用車WEB
ランス・ストロールがトップ。ピアストリ、フェルスタッペン続く。角田裕毅は12番手|F1中国FP1速報
ランス・ストロールがトップ。ピアストリ、フェルスタッペン続く。角田裕毅は12番手|F1中国FP1速報
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村