ハースのロマン・グロージャンは、チームの苦戦が続いていることをタイヤのせいにするのは止めて、自分たちに問題があると考え始めるべきだと語った。
フランスGPは、ハースにとって今季最悪と言ってもいい週末になった。グロージャンは予選Q1で敗退し、ケビン・マグヌッセンも振るわず15番手。決勝でも良いところがなく、マグヌッセンは17位、グロージャンはリタイアに終わった。
ハースは、今季ピレリが導入した2019年仕様のタイヤによって、最も大きな打撃を受けたチームのひとつだと考えられている。オーバーヒート対策でタイヤのトレッド面が薄くなったことによりタイヤを暖めにくくなり、最適な作動温度領域をキープするの難しくなったのだ。
マグヌッセンが開幕戦オーストラリアGPで6位入賞するなど速さはありながらも、ハースは中団チームのトップ争いができるほどのパフォーマンスをタイヤから引き出すのに苦労してきた。
予選後、グロージャンは苦戦の責任はタイヤではなく、チームが負うべきだと語った。
「タイヤを責めるのはやめて、自分たち自身を責めることが必要だと思う」
「今回は路面温度が50度もあった。路面から、多くのエネルギーを得られたんだ。だから、タイヤを暖められないという言い訳はできない」
グロージャンやマグヌッセン、そしてチーム代表のギュンター・シュタイナーは、フランスGPでのパフォーマンス低下に混乱していると認めていた。
シュタイナーによると、路面温度が上昇することでパフォーマンスも上がることを期待していたものの、そうはならなかったという。
ハースのフランスGPの予選は、シーズンを通して最もポールポジションタイムから離された、厳しいものとなった。グロージャンはそこに言い訳はないと、予選後に話した。
「厳しい週末になっている。今朝(FP3)はマシンにより満足できるようになったけど、ペースはそれほど良くなかった」
「バランスの面で、マシンを理解するのが非常に難しいんだ。予選最後のラップはターン9までかなり上手くいっていたのに、リヤが流れてしまった」
「でもそれが説明できない。だからもっと深く掘り下げる必要がある。マシンを理解して、改善できるようにしなくちゃいけない。今回は暑かったので、タイヤにはたくさんのエネルギーが与えられたはずだ。だから、タイヤを責めることはできないんだ」
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