ニュルブルクリンク24時間レースが行われ、4号車アウディ・チーム・フェニックスが同レース5勝目を挙げた。レースの大半をリードしていた911号車マンタイ・レーシングのポルシェは、レース終盤にダブルイエローと速度制限を無視したとしてペナルティを受け、勝利を逃した。
4号車アウディ・チーム・フェニックスは、25kmのコースを157周し、勝利を収めた。ただ、レースの大半で先頭を走っていた911号車マンタイ・レーシングは、残り1時間というところで120km/hのスピードゾーンとダブルイエローを無視し、5分32秒という重いストップ&ホールドペナルティを受けて後退してしまうこととなった。
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ペナルティを受けた際、ドライブを担当していたローレンス・バンスールは、172km/hでスピードゾーンを走行してしまったのだった。
このペナルティにより911号車マンタイ・レーシングは4番手に落ちたが、上位を走るチームにいくつかのドラマが起きたため、バンスールはほどなくして2番手に戻った。
911号車の後退の後、最初に首位に立ったのは29号車チーム・ランド・アウディだった。しかし139周目にタイヤがパンクし、この影響でマシンのリヤエンドに大ダメージを負ってしまう。この時ドライブしていたケルヴィン・ファン・デル・リンデは、マシンをピットに戻すことができなかった。
3番手を走っていた6号車ブラックファルコンのメルセデスも、ウィッパーマンでクラッシュしたことにより、首位に挑戦するチャンスを逃してしまった。
そして141周目に4号車アウディ・チーム・フェニックスが首位に浮上。デリーズ・バンスールがチェッカーまで走りきった。
911号車マンタイ・レーシングは、ケビン・エストレがチェッカードライバーを担当し2位でフィニッシュ。3位には3号車ブラックファルコンのメルセデスが入った。
14号車カーコレクション・アウディも、レース終盤にタイムペナルティを受け、表彰台を逃し4位となった。
12号車フリカデリ・ポルシェが総合5位でフィニッシュ。Pro-Amクラスの優勝を果たした。
BMWは6台が参戦したが、そのうち5台がレース前半で姿を消した。しかし、唯一生き残ったM6 GT3である33号車ファルケン・モータースポーツは総合6位でフィニッシュした。
セバスチャン・ベッテルの弟であるファビアン・ベッテルもドライブした18号車ゲットスピードのメルセデスAMG GT3は、7位でフィニッシュしている。
松田次生、高星明誠、藤井誠暢、トム・コロネルが組んだ45号車KONDO RACINGは、10位でフィニッシュした。
山内英輝、ティム・シュリック、井口卓人、カルロ・ヴァンダム組の88号車SUBARU WRX STIは、145周を走って総合19位。SP3Tクラス優勝を果たした。
TOYOTA GAZOO Racingの90号車GRスープラ(佐々木雅弘、Uwe Kleen、Herwig Daenens、MORIZO)は総合41位、レクサスLC(土屋武士、蒲生尚弥、松井孝允、中山雄一)は総合54位でフィニッシュしている。
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