スーパーフォーミュラ参戦1年目のルーカス・アウアーは、第3戦SUGOで3位に入り、初の表彰台フィニッシュを成し遂げた。
3番グリッドからスタートしたアウアーはポジションをキープしたまま1コーナーを通過。前を走る野尻智紀(TEAM MUGEN)が1周目でピットインしたことにより、2番手に浮上した。
■「どうしても勝ちたかった……」野尻智紀、終盤のスピンを悔やむ
その後は首位を走る山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)を追いかける展開となったが、その勢いは非常に良く、4周目に1分08秒048のファステストラップをマーク。一時は1秒近く後方まで接近した。
しかし、相手は前年のシリーズチャンピオンということで、なかなか追いつくチャンスはなかった。レース中盤になると、徐々に引き離されていったが、しっかりとポジションをキープ。51周目にピットインしミディアムタイヤに交換した。
その後、2回続けてセーフティカーが導入。残り3周で再スタートが切られた際に、4コーナーでバックマーカーに引っかかったことで小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)に2位の座を奪われはしたものの、追いすがるニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)を抑えきり3位でチェッカーを受けた。デビュー3戦目での表彰台は、堂々たる結果だと言える。
アウアーは決勝後の記者会見の中で、チームに感謝を述べつつレースを振り返った。
「まずはこの場を借りてチームのみんなに感謝をしたい。3戦目でこうやってポディウムに上がれたことは本当に光栄に思っているし、僕自身とても嬉しい。この3位という結果はチームにとっても自信につながるので、本当に良かったと思っている」
「スタートは良かったし、最初の数ラップもうまくいった。ソフトタイヤでロングスティントを走ったが、それもスムーズにいった」
「ただ、終盤で周回遅れのマシンに引っかかってしまった。同じ周回のマシンの中でバトルをして、ポシションを上げたかったので残念に思う」
アウアー、ハリソン・ニューウェイというルーキードライバーふたりを擁し、随所で速さを見せているB-Max Racing with motopark。国内トップフォーミュラでは4度のチャンピオン経験を持つ本山哲監督のアドバイスは“スーパーフォーミュラ1年生”である彼らの糧となっているようだ。
「本山監督からは常に色々なことを学んでいる。彼は僕が質問している内容を全てわかりやすく教えてくれる。ベテランだからこそわかっていることがたくさんあるので、彼のアドバイスは非常に役に立っている」
「もちろん、本山監督だけではなく、チームのひとりひとりの実力と努力があっての3位だと思っているので、皆同じように感謝している」
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