MotoGP第7戦カタルニアGPで惜しくも転倒リタイアに終わったLCRホンダのカル・クラッチロー。彼はチームメイトの中上貴晶が試みたオーバーテイクに良い印象を持っていないと語った。
クラッチローはターン4で、中上が必要の無いアグレッシブさで自身を追い抜こうとしたと見ている。
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彼は中上の動きを、自身が残り6周の段階で4番手争いでジャック・ミラー(プラマック)を追い越そうとしていた際の動きと比較して語った。
「スタートで何が起こったかといえば、タカが僕をターン4で押し出したんだ。本当だ。これで僕のレースは台無しにされた。4つもポジションを落としたんだから。彼は本当にひどい動きをしていた」
「もちろん、これはレースで、僕もこれまでにそういった事をしたことはある。ただ、彼の押し出し方はあまり感心できるものじゃないね」
「僕は普通にコーナーに入っていった。彼は、僕が(残り6周で)ジャックにやったように、コーナーに入っていったんだ。でも、僕の場合はジャックとの間に距離があった。そして、僕らはアウトに膨らんでしまい、僕に至ってはホワイトラインの外まで行ってしまった。それで4人に抜かれてしまったんだ」
「まだレースの2周目だった。スタートでのポジション争いだったと理解はしているが、彼はスタートで彼自身のレース、そして僕のレースを台無しにしたんだ。ただ僕は(上位に)戻ってくることができて、彼はできなかったようだけど」
また、クラッチローはレース後に中上の元へ向かい、警告を行ったという。
「彼には単刀直入に、『もしまたこういった事をやったなら、どうなるか分かってるな?』と伝えたよ」
チームメイトから批判を受けた中上だが、彼はそうした主張を一蹴している。
motorsport.comの取材に中上は、自分は何も間違ったことはしていない、と語った。
「確かに僕はリスクのある選択を取りました。ですが、何も起こりませんでしたし、僕は彼に接触もしていません。恐らく、僕は少し彼の邪魔をしてしまったかもしれませんが、これはレースなんです」と中上は言う。
「彼に接触して転倒か何かがあったなら、もちろん謝ります。ですがそれは複雑な問題です。これはレースで、時にはアグレッシブに行く必要もあるんです」
中上はレース後のクラッチローの話を重大視はしておらず、今後チームメイトとの間にわだかまりは無いと考えていると語った。
「彼がそういった事を言うのも理解できます。彼はレース終盤に転倒していましたから。恐らく状況は本当に良くなかった。ですから彼が僕に言いたいことは理解できますよ」
「ですが、おそらく月曜日か、次のレースではもう問題はないと思います」
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