今シーズン、KTMに移籍したヨハン・ザルコだが、これまでのところマシンへの順応に苦戦しており、目立った成績を残せないでいる。そして、ザルコのKTM批判と取られる発言により、CEOのステファン・ピエラとの間で緊張が高まり、2年契約が破棄されるかもしれないという報道もあったほどの状況だった。
先週、そのザルコが2020年からスーパーバイク世界選手権(WSBK)にホンダから参戦する、という記事がWSBK公式サイトに掲載され、即座に削除されるという出来事があった。
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その噂によってザルコは未だに悩まされており、“大誤報”を出されたとして、MotoGPのプロモーターであるドルナのCEO、カルメロ・エスペレータと話をしたという。
「この情報を出したのが誰なのかはまだ分からないが、”そいつ”はすぐに職を失うべきだ。だって本当にバカげた話なんだ」と、不満げにザルコは語った。
「僕はホンダと話し合ったことはこれまでに無い。だからその証拠になるような写真さえ無いんだ」
「どこからこうした話が出てきたのかは分からないが、WSBKの公式サイトやTwitterに出ていたように思える」
「彼らはそれを削除した。妙だよね。これは間違っているし、誰かが大きなミスをしているから、カルメロにこの事を話したんだ。この話は僕とKTMにトラブルを起こさせるかもしれないし、良いことじゃないからね」
「どうしてこういった噂が出て来たのかは分からない。この情報を見たけど、何人かからはこの話しについて連絡も来たよ。僕たちがこの噂を書いた人を見つけたら、彼は仕事をなくすことになるだろう」
そんな中行われていたカタルニアGP初日、ザルコはトップタイムのファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハ)から0.692秒差の13番手につけた。
彼はチームメイトのポル・エスパルガロがフランスGPから使用していたカーボン製のスイングアームを使用したが、それがより良いグリップをもたらすことが分かったという。だが、まだマシンに必要な何かを突き止めることができていないとも認めた。
「既にヘレステストでこのスイングアームを試していたけど、ル・マンとムジェロですぐには取り付けなかった」
「ここでは、それを付けると良いことがあって、全体的に良いグリップをもたらしてくれる。ここではバイクがかなり滑ってしまって、グリップを必要としているから良いことなんだ」
「だけど、まだ僕の探している違った“何か”を見つける必要がある。でも現時点ではそれを突き止められていない」
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