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スポーツ 2019.5.27

F1モナコGP決勝:ハミルトン、“ニキ”に捧げる今季4勝目。ホンダPU車は初の4台入賞

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 F1第6戦モナコGPの決勝が行われた。優勝したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)で、今季4勝目となった。

 ル・マン24時間レース、インディ500マイルレースに並んで「世界三大レース」と呼ばれるF1モナコGP。モンテカルロ市街地コースは極端にコース幅が狭く、追い抜きの難しいサーキットとして知られている。

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 前日に行われた予選では、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得。2番手にはバルテリ・ボッタスが入り、メルセデスがフロントロウ独占となった。2列目にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が控え、打倒メルセデスを誓う。一方、シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、予選Q1でのチームの判断ミスにより、15番手スタートとなってしまった。

 スタート前には、21日(火)に70歳で亡くなった3度のF1ワールドチャンピオン、ニキ・ラウダに対し、1分間の黙祷が捧げられた。なお、レース中に雨が降るという予報が出ており、思わぬ波乱を呼ぶ可能性がありそうな中スタート時刻を迎えた。

 スタートタイヤはソフトタイヤが多数派ではあるが、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)やルクレールを中心に7台がミディアムタイヤでのスタートを選んだ。

 レースがスタート。1周目に大きな混乱はなく、上位4台のオーダーに変化はなかった。

 後方からのスタートとなったルクレールだが、各所で果敢にオーバーテイクをを仕掛け、12番手に浮上した。しかし、9周目のラスカスでヒュルケンベルグのインに飛び込んだ際、ガードレールに軽く接触。これにより右リヤタイヤがパンクし、フロアにもダメージを負ってしまった。

 11周目、ルクレールのマシンから飛散したデブリを処理するため、セーフティカーが導入された。

 このタイミングで上位陣が動く。まずハミルトンがピットインし、ミディアムタイヤへと交換した。一方、ベッテルとフェルスタッペンはハードタイヤへスイッチ。ハミルトンと同周回でピットインしたボッタスは、ダブルストップの影響でタイムロスがあったのか、ギリギリのタイミングでフェルスタッペンに前へ出られてしまった。ボッタスは翌周、再度ピットインし、交換したばかりのミディアムタイヤをハードタイヤへと換え、4番手でコースに復帰した。

 レースは15周目から再開。この周のラスカスでもアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)とロバート・クビサ(ウイリアムズ)が接触しコースを塞ぐが、各車なんとか再発進し、イエローフラッグのみで対応された。

 最後尾まで落ちていたルクレールは、やはりフロアに大ダメージがあり、18周目にマシンをガレージに収めてリタイア。無念の母国凱旋レースとなってしまった。

 上位陣では唯一ミディアムタイヤを履いたハミルトンだが、ペースが上がらず。ハードタイヤのフェルスタッペン、ベッテル、ボッタスが等間隔で追いかける展開となった。

 ピットアウトの際に、かなり際どいタイミングでボッタスの前に立ったフェルスタッペンだが、これがアンセーフリリースと判定され、5秒のタイムペナルティが科せられてしまった。そんな中フェルスタッペンは、トップのハミルトンの後ろにぴったりとつけており、プレッシャーをかけ続ける。

 中団争いでは、セーフティカーラン中に早めのピットインを敢行したダニエル・リカルド(ルノー)、ケビン・マグヌッセン(ハース)らが、ソフトタイヤで引っ張るキミ・ライコネン(アルファロメオ)に引っかかってしまい、タイムを大きくロス。ピットのタイミングを遅らせたトロロッソの2台は、彼らの前に出ることに成功した。特にアレクサンダー・アルボンは中古のソフトタイヤで40周を走行した。

 ハミルトンは無線で繰り返しタイヤの不調を訴えるが、チームは彼にステイアウトするよう指示。ハミルトンはそれに難色を示したが、フェルスタッペンから首位を守り続ける。

 レースは最終盤を迎え、残り10周に。フェルスタッペンはエンジンモードを変更し、さらにハミルトンにプレッシャーをかける。ヘアピン付近ではかなり近づくものの、トンネルに向けての加速ではハミルトンにアドバンテージがあり、ヌーベルシケインへの飛び込みで並びかけることができない。

 しかし残り3周、フェルスタッペンがついにシケインでハミルトンのインに飛び込むが、オーバーテイクには至らず。2台は軽く接触してしまった。

 結局ハミルトンは最後までタイヤを保たせることに成功し、トップでチェッカー。今季4勝目を挙げた。最後までハミルトンを苦しめたフェルスタッペンは5秒ペナルティの影響で4位となり、2位ベッテル、3位ボッタスという表彰台となった。なお、これでメルセデスの開幕からの連続ワンツーフィニッシュ記録が5で途絶えた。

 5位はピエール・ガスリー(レッドブル)。彼は終盤にソフトタイヤに交換しファステストラップを記録。今季2度目のボーナスポイント獲得となった。“ベスト・オブ・ザ・レスト”は6位のカルロス・サインツJr.(マクラーレン)となった。

 トロロッソ・ホンダの2台はダニール・クビアトが7位、アルボンが8位。チームとしては今季初のダブル入賞であると同時に、ホンダパワーユニットを搭載する4台全てが入賞を果たしたのは初めてのことである。以下9位リカルド、10位ロマン・グロージャン(ハース)までが入賞となった。

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(motorsport.com 日本版 戎井健一郎)

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