ダニエル・リカルド(ルノー)は、F1第6戦モナコGPの予選において、フロントウイングのセットアップに大胆な変更を施し、今季2度目のQ3進出を果たした。結果的に7番手タイムを記録し、ピエール・ガスリー(レッドブル)のグリッド降格ペナルティによって、決勝は今季最高の6番グリッドからスタートする。
ルノーは木曜のフリー走行で苦しんでいたため、リカルド曰く冒険に出ること以外に選択の余地がなかったという。そのため、リヤが不安定になるリスクがありながらも、フロントウイングのダウンフォースを増やす決断に出た。
■F1モナコGP予選:ハミルトンが魂のアタックでPP。フェルスタッペン3番手
レッドブル時代の昨年、モナコを制したリカルドは次のように語った。
「保守的になることは僕たちにとって何の助けにもならなかった」
「僕たちは予選に向けて勇敢な変更を行い、それがうまくいった。僕はQ1から良いリズムに乗れていて、それが今回の結果に繋がった」
リカルドは基本、全体的にバランスのとれたマシンをより好むため、シーズン序盤では、フロントにグリップがありすぎるという傾向をマシンから取り去ることに注力した。
しかしリカルド曰く、予選が極めて重要であるモナコの特性が、彼の方向性を改めるに至ったという。
「僕がこのマシンに最初に乗った時、フロント(のダウンフォース)がリヤより少し強く感じたんだ」
「だから僕はフロントのグリップを減らす方向にしていた。でも今週末ここにきて、僕が最初好まなかった方向に少し立ち戻る必要があると思った」
「ここで僕たちがしなければいけなかったのは、そのようなことだった。僕の好むやり方は今週末までは助けになっていたけど、今回はフロントがよりアグレッシブになるように戻した」
「セッションが進むにつれて、フロントウイング(のダウンフォース)を増やしていった。でも僕を怖がらせるほどの限界は見つからなかった。だからそれは良いことだった」
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