FIA F2の第4戦、モナコラウンドのレース2が行われた。優勝したのはアンソニー・ユベール(BWTアーデン)だった。
前日に行われたレース1では、ニック・デ・フリーズ(ARTグランプリ)がポールトゥウインを達成。2位にはルカ・ギオット(ユニ-ヴィルトゥオーシ)が入ったが、車両規定違反により失格。3番手フィニッシュの松下信治(カーリン)が繰り上がって2位となった。
■F2モナコレース1:デ・フリーズ圧倒的速さで2勝目。松下が今季初表彰台+FL
レース2ではレース1の上位8台がリバースグリッドとなるが、失格のギオットは最後尾スタートに。レース1で9位フィニッシュ(繰り上げ8位)のアンソニー・ユベール(BWTアーデン)がポールポジション、松下は7番グリッドからのスタートとなった。
30周のスプリントレースがスタート。ユベールがホールショットをとった。松下は6番手に上がった。
3周目、ギオットと接触したタチアナ・カルデロン(BWTアーデン)がミラボーでクラッシュ。いきなりセーフティカーが導入されることとなったが、すぐさまマシンは撤去され、5周目からレースは再開された。
ユベールを先頭に、ルイ・デレトラ(カーリン)、周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)、アーテム・マルケロフ(MPモータースポーツ)がそれに続く。松下はペースの上がらない5番手のドリアン・ボコラチー(カンポス・レーシング)に引っかかってしまう。
7周目には、ギオットとマハーヴィーラ・ラフナサン(MPモータースポーツ)がヘアピンで接触。ギオットはこのラウンドで1ポイントも獲得できず、タイトル争いにおいては大きな痛手となった。これらのマシンを排除するため、再びセーフティカーがコースインした。
ボコラチーを攻略できずにいた松下は、16周目に突如9番手まで転落してしまう。
18周目、ジュリアーノ・アレジ(トライデント)がシケインでショーン・ゲラエル(プレマ・レーシング)に追突され、後ろを向いてしまいリタイアとなった。ゲラエルはその直前、ヘアピンでもアレジに追突しており、結局接触の責任を問われ、ドライブスルーペナルティが科せられた。
上位4台に順位の変動がないままレース終盤に突入するが、残り3周頃からデレトラがユベールに激しくプレッシャーをかけ始める。そこに周も加勢し、3台数珠つなぎでファイナルラップへと入っていく。
デレトラはユベールの後ろにぴったりとつくが、仕掛けるタイミングを見つけられない。そんな中、ユベールが最終コーナーでわずかにスライド。その隙をついたデレトラがホームストレート上で並びかけるが、わずかに届かず……昨年のGP3(現FIA F3)王者であるユベールが0.059秒という僅差で初優勝を果たした。
3位には周が入り、今季2度目の表彰台を獲得した。代役出場のマルケロフは4位でこのラウンドを締めくくり、再び日本のスーパーフォーミュラに戦いの場を移すこととなる。松下は結局9位のままフィニッシュ。ポイントを加算することはできなかった。
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