スーパーGT第3戦鈴鹿のGT300クラスは#25 HOPPY 86 MC(松井孝允/佐藤公哉)が、抜群の走りを見せて今季初のポールポジションを獲得した。
Q1から0.1秒を切る接戦のタイムアタック合戦が繰り広げられたGT300クラス。その中で25号車のQ2を担当した松井は、狙いすましたかのように計測2周目でタイムアタックを開始。2番手以下を0.5秒も引き離す1分57秒008を叩き出した。松井は連続してタイムアタックを行うことなく、そのままピットイン。まさに“一撃離脱”とも言うべき鋭い走りを披露し、チームの今季初ポールポジションに貢献した。
■ 第3戦GT300予選|一撃離脱のアタックでHOPPY 86 MCが今季初PP
今回の25号車はこれまでの反省点を踏まえマシンセットアップを大きく変更した。しかし松井によると、この変更というのは予選で速さを発揮すると予想していたわけではないという。
「今回、持ち込みの段階で凄くクルマを変えてきました。今まで決勝に遅かったことが多かったので、そこにかけて自信を持てるセットだったので予選が速いかは見えていなかったです」
「それから、佐藤選手から計測2周目が一番良いとアドバイスしてくれたこともあって、2周目にアタックしました。タイヤも良い状態でできたので、アドバイスがあって凄く良かったです」と、松井は予選を振り返った。
マシンのセットアップ変更については、松井は上手く機能していると語った。
「やったことと、走ってみての結果が、今回のセットアップで一致しています。なので、すごく自信をもってセットアップはこうだ、と言えます。そういった点が積み重なって、予選のタイムや、他に試したセッティングも良かったので、ドライバーとエンジニアがしっかり会話できるクルマになっているのかなと思います」
また、佐藤もマシンのセットアップに手応えを感じていると語った。
「(松井選手と)同じく、予め聞いていた情報とフィーリングが一致していて、単純に凄く乗りやすくなっていて、安心して攻められるクルマになりました」
これまでの2戦から一転して真夏日となった第3戦。しかし、松井によると高い気温も25号車にとっては良いファクターなのだという。そして、明日の決勝で今季初優勝を達成したいという意気込みを語った。
「僕らはどちらかというと高温になってくれたほうが良かったです。いつも決勝ではウォームアップに苦労するので、そういった意味では(高い気温は)嬉しいかなと思います」
「(明日は)見に来てくれる方には良いバトルが見れるかなと思いますが、僕らチームとしてはブッちぎることができればと思います」
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