フォーミュラEの第10戦ベルリンePrixの予選が行われ、日産・e.ダムスのセバスチャン・ブエミがポールポジションを獲得した。
ブエミは、グループ予選をストフェル・バンドーン(HWA)に次ぐ2番手タイムで通過。スーパーポールへと駒を進めた。
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スーパーポールでは5番目の出走となったブエミは、暫定トップに立っていたルーカス・ディ・グラッシ(アウディ)をセクター1で0.379秒上回ると、セクター2でわずかにタイムを落とすが、最終的に1分7秒295をマーク。ディ・グラッシに0.424秒差をつけ、最終走者のバンドーンを待つことになった。
バンドーンはターン1でスライドしながらも、ブエミにセクター1のタイムで迫る気迫のアタックを見せるも、最終コーナーで挙動を乱し、0.398秒ブエミに届かなかった。
この結果、ブエミが第3戦チリ以来となるポールポジションを獲得し、絶好の位置から日産にとっての記念すべき1勝目、自身にとっての今季初優勝を目指すことになった。
バンドーンはフロントロウの2番手を獲得。ブエミ同様、予選では速さを見せるものの、結果に繋がらないレースが続いているが、何としても好結果を手にしたいところだ。
ディ・グラッシは、最も不利とされるグループ1の予選からスーパーポールへと駒を進め3番手。スーパーポールでのアタックでは、バンドーン同様大きくマシンがスライドする場面があったが、ゲイリー・パフェット(HWA)、アレックス・リン(ジャガー)、アレクサンダー・シムズ(BMWアンドレッティ)を上回った。
なお、6番手となったシムズには、前戦モナコでディ・グラッシとクラッシュした件で5グリッド降格が科せられているため、11番手から決勝に臨むことになると思われる。
代わって6番グリッドに繰り上がるダニエル・アプト(アウディ)は、パフェットのアタックにより、土壇場でスーパーポール進出圏内から蹴り出された。しかしアプトは、『予選開始5分前から、チームはマシンの温度管理以外の作業はできない』とする競技規則(33条の2)に違反したとして、審議対象となっている。
ランキングトップのジャン-エリック・ベルニュ(DSテチータ)はスーパーポールへと進めず9番手。ベルニュのチームメイトでランキング2位のアンドレ・ロッテラーは、アタックに入る前にチェッカーフラッグが振られたようで、予選最下位の22番手となっている。
ランキング3位のロビン・フラインスは、マシンのトラブルでタイムを失い21番手に終わった。なお、フラインスもモナコで5グリッド降格ペナルティを受けたため、ロッテラーが21番手からスタートすることになる。
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