スーパーGT第3戦鈴鹿の公式練習が行われ、#36 au TOM'S LC500がトップタイムをマークした。GT300クラスは#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが首位となった。
朝8時50分、セッション開始のタイミングで25度、路面34度と5月にもかかわらず、かなりの暑さを感じるコンディションで公式練習がスタート。
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まず、#8 ARTA NSX-GTのタイム計測を皮切りに、各車がタイムを刻み始めた。開始から10分ほど経過すると、#17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大が1分48秒596でひとまずトップタイムにつけた。その後#36 au TOM'S LC500の中嶋一貴が1分47秒944までタイムを縮めてトップに立つと、そこに#23 MOTUL AUTECH GT-Rロニー・クインタレッリ、#37 KeePer TOM'S LC500平川亮が続いた。
開始から20分、#12 カルソニック IMPUL GT-Rの佐々木大樹が1分47秒901をマークしトップに立つ。途中、#8 ARTA NSX-GTの伊沢拓也がスプーンカーブでコースオフする場面も見られたが、大事なくコースへ復帰した。
セッション開始40分を過ぎた頃、#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3が最終コーナーでスピンを喫してしまい、グラベルでマシンが停止。これによって一時赤旗が掲示されセッションはストップすることとなった。マシンに大きなダメージはなく、マーシャルの手を借りてコースへ復帰し、自走でピットへ戻った。その後、9時38分に赤旗が解除されてセッションが再開された。
混走時間は残り少なくなるが、タイムシートの上位はなかなか更新されず、GT300の専有走行に入った。
10時15分になってGT300クラスの専有走行になり、数台のマシンが自己ベストタイムを更新するが、大きな順位変動はなくセッションが進行した。途中に#22 アールキューズ MAG GT3がデグナーでコースオフしたが、大きなアクシデントに繋がることはなかった。
結局、セッション中盤と上位陣の顔ぶれは変わらず61号車がトップ。88号車が2番手で変わらず、3番手には#4 グッドスマイル初音ミク AMGがつけた。
GT500クラスの専有走行が開始され、タイム更新が期待されていたが、5分ほどはタイムが縮まない展開が続いた。
この気温で硬いタイヤを履いているのか、各車なかなかタイムを更新する走りを見せずにいたが、#23 MOTUL AUTECH GT-Rがトップタイムに躍り出る走りを見せると、タイヤのウォームアップが済んだのか、後続も続々とタイムを上げ始めた。そして、#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rのヤン・マーデンボローが23号車を上回る1分47秒247を記録して首位に浮上。
しかし、チェッカー後のラストラップに#36 au TOM'S LC500の関口雄飛がタイムを更新。1分47秒245と、0.002秒ながらマーデンボローの記録を上回り、トップタイムを奪取。そのままセッション終了となった。2番手には24号車、3番手に23号車がつけ、それ以降もレクサス、日産陣営が上位を占めた。
一方で、鈴鹿での強さを発揮することが予想されていたホンダ勢は、#1 RAYBRIG NSX-GTが10番手で最上位となり、1発のタイムでは苦戦する結果に終わった。
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