F1第6戦モナコGPのフリー走行1回目が行われ、精力的に走り込んだルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップとなった。
気温18度、路面温度24度というコンディションの中、セッションがスタート。アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィが最初にコースインし、中団チームを中心に続々とインスタレーションラップをこなした。
■ハース、モナコGPのFP1で黒旗を受ける。無線不具合のためFIAの助けを借り、ドライバーと”コミュニケーション”?
通常はなかなかコースインしないメルセデスの2台も、開始5分ほどで走行開始。バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンがソフトタイヤでアタックを続け、次々とタイムを更新。ハミルトンが1分13秒636でトップに立った。
フェラーリ勢も同じタイミングでアタックを行うが、ここではメルセデス勢に届かず。モナコを得意とするダニエル・リカルド(ルノー)が4番手と、フェラーリ勢の間に割って入った。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ペダルの感触に不満を訴える無線を飛ばした他、ピエール・ガスリーも挙動を乱す場面があった。
一方、セッション開始から20分というこのタイミングでレースコントロールからハースの2台に相次いで黒旗が掲示された。これはハースが無線のトラブルに見舞われ、ピットボードでの指示もドライバーに伝わらなかったために、ドライバーをピットに呼び戻すために出されたものだったようだ。
その後フェルスタッペンがタイムアップに成功。メルセデス勢、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に次ぐ4番手に浮上した他、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ)が5番手につけた。
セッション残り1時間を切る頃、ハミルトンが1分12秒932までトップタイムを更新。同じタイミングでフェルスタッペンもタイムアップし、ハミルトンと0.575秒差の2番手に浮上した。ガスリーも5番手につけた他、トロロッソのアルボンが6番手、ダニール・クビアトが7番手と、ホンダPU搭載のマシン4台が好調な滑り出しを見せた。
タイヤ返却時間が近づき、ピットインするマシンが増える中、クビアトが4番手までタイムアップ。一方、フェラーリ勢は一足早く2セット目の新品タイヤを投入し、空いたコース上でタイム計測を始めた。
ルクレールはセクター3で全体ベストを更新し、1分13秒014で2番手。続いてアタックしたセバスチャン・ベッテルも全くの同タイムで3番手とした。
しかしその後ろからアタックしたボッタスが、最終コーナーでタイヤを壁にこすりながらも1分12秒818を記録しトップへ。その後ハミルトンも加わり、壮絶なタイム更新合戦となった。
この応酬を制したのがハミルトンで、1分12秒106をマーク。昨年のFP1トップタイムを上回った。ボッタスは0.142秒差の2番手。ルクレールは0.361秒差の3番手となった。
セッション残り40分頃には、ミラボーでロバート・クビサ(ウイリアムズ)がスピン。幸いにも、フロントウイングにダメージを負ったのみで、自走でピットに戻った。
レッドブル勢はフェラーリ、メルセデスに少し遅れてアタック開始。1コーナーのサンデ・ボーテでオーバーシュートするマシンも多い中、フェルスタッペンはミラボーでタイヤをロックさせ、マーシャルの手を借りてコースに復帰する場面もあった。
その後フェルスタッペンはアタックをまとめ、1分12秒165をマーク。セクター3の全体ベストを更新し、ハミルトンとわずか0.059秒差の2番手とした。対してメルセデス勢は、一度使ったソフトタイヤで走行を再開。燃料を多く積んでいるのか、ベストタイムから約2.5秒落ちのタイムで周回を重ねた。
セッション残り20分を切り、無線のトラブルを解決したハースの2台がコースイン。失った走行時間を取り戻そうとアタックし、ケビン・マグヌッセンが8番手、ロマン・グロージャンが13番手となった。
対してインスタレーションラップ後に、電気系のトラブルに見舞われたカルロス・サインツJr.(マクラーレン)は、セッション終了3秒前にコース復帰。マシンのチェックを行ったが、タイム計測はできなかった。
最終的にFP1をトップで終えたのは、ハミルトン。メルセデスはいつにも増して積極的に走行を重ねた。3番手のボッタス共々、決勝に向けての準備をしていると見られる走行もあり、まずは順調な滑り出しを見せた。
レッドブルはフェルスタッペンがハミルトンに肉薄し2番手。ただ、ガスリーがフェルスタッペンと約1秒差の6番手となっているのは不安材料だ。
フェラーリは地元のルクレールが4番手。ベッテルが5番手とトップ3チームでは一歩出遅れた形だ。
中団チームでは、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが7番手、リカルドが11番手。走行時間が限られたハースはマグヌッセンが8番手、グロージャンが10番手につけている。
トロロッソ勢は、セッション後半にミディアムタイヤで走行していたこともあって、クビアト13番手、アルボンが14番手となっている。
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