グランプリコースを舞台に高速バトルが展開
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2019年シーズン第5-6戦が、5月25日(土)~26日(日)に三重県・鈴鹿サーキットで開催される。
ピレリ、カール・ルイスを用いた自社CMコピー“Power is nothing without control”を分析
ここまで第1-2戦を岡山国際サーキット、第3-4戦を富士スピードウェイで開催してきたが、第5-6戦は今シーズン初開催となる鈴鹿サーキットが舞台となる。鈴鹿はF1日本GPが行われており、世界でも有数の国際サーキット。PCCJは今大会以外にも、最終戦がF1サポートレースとして開催される。
鈴鹿サーキットの全長は5.807km、低速、中速、高速の各コーナーがバランスよく配置されており、世界的にも珍しい立体交差を有した、右回りと左回りが入れ替わる8の字型のレイアウトを採用する世界のトップドライバーから評価が高いテクニックサーキットだ。
特に最終コーナーを立ち上がり、グランドスタンド前のメインストレートでスリップストリームを利用して進入する1コーナーでの争いは、昨年から911 GT3Cupにアンチロック・ブレーキシステム(ABS)が採用されたこともあり、とくに注目のポイントとなる。現在のコースレコードは、昨年5月の大会で記録された2分04秒194(上村優太)となっており、今年はさらなるタイムアップが期待されている。
先行する若手4人にベテラン勢が挑む
今シーズンのPCCJは全11戦で競われることから、今回の第5-6戦鈴鹿大会で早くもシーズンの折り返しを迎えることになる。第4戦までを振り返ると、上村優太が4戦連続でポールポジションを獲得。第1、3、4戦で優勝し、3勝をマークして78点でポイントランキングトップに立つ。
ランキング2位は、第2戦で優勝を飾ったPCCJジュニアプログラムドライバーの笹原右京で68点。3位はこれまでFIA-F4で活躍し、今年がPCCJ初参戦となる大滝拓也で60点。4位は、2013年、2014年にPCCJで2連覇を達成し、5年ぶりのフル参戦となる小河諒で52点となっている。
この若手ドライバー4人を追いかけるのが、2017年にPCCJ初のオーバーオールと、ジェントルマンクラスのダブルチャンピオンを獲得した武井真司。2014年と2016年のPCCJジェントルマンクラスチャンピオンの星野敏、スーパー耐久のST-Xクラスでタイトル獲得経験のある内田優大といった、ベテランドライバー陣。とくに星野は、昨年の最終戦・鈴鹿でオーバーオール初優勝を飾っているだけに、若手にとっては侮れない存在となるだろう。
ジェントルマンクラスは鈴鹿がホームの永井に注目
一方、参戦ドライバーの実力アップが著しいジェントルマンクラスは、開幕戦でPCCJ初優勝を成し遂げた山口智英が安定して上位入賞を続けたことで、66点でランキングトップに立つ。2位は第4戦で今季初優勝を飾った内山清士で64点、3位は優勝こそないものの2位表彰台を2回獲得しているIKARIで58点となっている。
注目したいのはジェントルマンクラスで2勝をマークし52点で4位に着ける永井秀貴だ。永井のチーム母体であるポルシェセンター岡崎にとって、鈴鹿はホームと言えるだけに3勝目への期待が高まる。また、第4戦で今季PCCJ初参戦ながら2位表彰台を獲得した台湾出身のTiger Wuの活躍にも注目したい。
例年以上に、実力伯仲となっているジェントルマンクラスは誰が抜け出すのか予想が難しくなっており、鈴鹿でも僅差のバトルが展開されるはずだ。
ポルシェ カレラカップアジアとの同時開催が実現
なお、PCCJ第5-6戦 鈴鹿大会はPCCJとポルシェ カレラカップアジア(PCCA)が初めて同時進行で公式レースを開催する。そのため、2戦ともPCCJとPCCA車両群の間に一定の間隔と時差を設ける形のローリングスタートを予定しており、シリーズポイントも別々に与えられる。
スケジュールは、予選は5月25日(土)11時15分~11時35分の20分間予定で1回のみ。そして10周もしくは30分間で競われる決勝レースは第5戦が25日(土)16時35分、第6戦が26日(日)12時にスタート予定となっている。
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