MotoGP第5戦フランスGPで2位表彰台を獲得したドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾ。彼はレース中にチームメイトのダニーロ・ペトルッチからプレッシャーを受けており、ペースもペトルッチの方が“少し速かった”と認めた。
ドヴィツィオーゾは過去3年のタイトル争いにおいて、ドゥカティにとって一番の希望となっていた。そして、2017年には当時チームメイトだったホルヘ・ロレンソに対し、マレーシアGPとバレンシアGPでドヴィツィオーゾに前を行かせるように命じるチームオーダーが出され話題となった。
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しかし、当時のロレンソはどちらのオーダーにも従わなかった。一方、今回のフランスGPでは、ペトルッチはドヴィツィオーゾと自由なバトルが許されているように見えた。ペトルッチは最終的にドヴィツィオーゾから約0.15秒差の3位でフィニッシュ。そしてレース後に、ペトルッチは“ベストを尽くした”が転倒しないように注意していたと強調した。
ドゥカティがペトルッチに対して後ろにとどまるようオーダーを出すべきだったかを訊くと、ドヴィツィオーゾはこう語っている。
「F1にいるなら、イエスだ。だけど、僕らのチャンピオンシップではノーだ。特にシーズン序盤ではね」
「どういった方法を取りたいか次第だ。最大ポイントを取りたいのなら、それはいいアイデアになるかもしれないが、僕らのしているスポーツはそんなものではない」
「ダニーロは強いライダーだ。チャンピオンシップにおいて、彼は良い状況にある。彼は最大限の力を発揮した。そして僕は彼と争えたことに満足しているよ」
「彼は僕を抜こうとしていたけど、それは難しかったはずだ。僕も本当にプッシュしていたからね。タイヤに苦戦していたんだけど、終盤のラップタイムが1分32秒8なのは、悪くなかった」
「彼は馬鹿げた行動はしなかったし、そういった事は僕らには必要ないものだ。そこについて僕は満足している」
フランスGPでの表彰台を受け、ドヴィツィオーゾはランキング2位に浮上し、首位のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)から8ポイント差、ペトルッチは30ポイント差でランキング5位につけている。
「今日、僕は苦戦していたけど、最終的に2位で終えられたのは良かった。マシン、特にリヤタイヤと戦っていたんだ」と、ドヴィツィオーゾは話した。
「チャンピオンシップを戦いたいなら、今回の結果は良いとは言えないね」
「僕は遅すぎた。レース序盤は良いペースを維持することが出来なかった。これはネガティブな点だ。ただ、僕らはマルケスにかなり接近しているから、落ち着いていく必要がある」
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