目まぐるしく天候が変わる波乱のレースとなった世界耐久選手権(WEC)第7戦、スパ6時間レース。ジェンソン・バトンに代わりストフェル・バンドーンが新たに加入して臨んだSMPレーシングの11号車は、3位表彰台を獲得した。
一時は2番手を走行していた11号車だが、ギヤのトラブルに見舞われ、終盤の2時間を5速、6速のギヤを使わずに戦わざるを得なかったという。
■WECスパ決勝:雨に雪、雹……トヨタ8号車”自然の脅威”に打ち勝つ。僚友7号車はトラブル
バンドーンやヴィタリー・ペトロフとマシンを共有し、今回のレースで最終スティントを担当したミカエル・アレシンは、次のように語った。
「僕たちは、おそらく最後の2時間を4つのギヤで戦っていた」
「幸運にもトラックは濡れていた。ドライだったら、もっと難しい仕事になっていただろう」
トランスミッションに問題を抱えていた11号車は、セーフティカー明けのリスタートでレベリオン3号車の攻撃を防ぐことはできず、3番手に後退してしまった。
しかしながら、バンドーンにとっては2015年のGP2以来初めて、母国で表彰台に立つことができたことになる。
「今回は素晴らしいレースだった」と、スタートを担当したバンドーンは話した。
「僕は2時間45分という、非常に長い時間マシンに乗っていた。そんなに長くドライビングするなんて、人生で初めてだよ!」
「スタートは良かった。路面が良い時、速くなければいけない時に、僕たちは速く走れたんだ。そして雨が降っている時も、違いを生むことができた」
「いくつか良いバトルもあったし、本当に良いポジションでレースを進められた。後ろを走るマシンとギャップを作ることもできた」
「チームのマネジメントはとても素晴らしかった。セーフティカーやフルコース
・イエローなど、誰にとっても難しいレースだったんだ」
「スタートを担当できたのは良かった。今週末は、いろいろな経験をすることができたと思う。(ル・マン24時間レースに向けて)経験が積めて素晴らしかった」
SMPレーシングのテクニカルディレクター、ゲタン・ジェゴはギヤボックスのトラブルがなければ、レベリオン3号車とは厳しい戦いになったはずだとしながらも、2位を獲得できたはずだと認めた。
「我々と彼らは、タイヤ選択が違った。そのため2台のマシンの間で、かなりアップダウンがあった」と、彼は説明した。
「レース全体を通して、どちらが速かったか言うのは難しい」
SMPレーシングのもう1台、17号車はレース前半で右フロントタイヤが脱落するというトラブルに見舞われ、11号車と1周差の4位でレースを終えている。
このトラブルはタイヤ交換から16周を走った後で発生しており、ジェゴは問題の原因を調査していると述べている。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝
「サーキット以外の場所でやることにも意味があったと思う」盛り上がりを見せた岩佐歩夢発案のSFキャラバンが成功裏に終了
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
RB、F1中国GPで角田裕毅とリカルドがリタイアに追い込まれた“もらい事故”は「どちらも不必要なアクシデント」
タイヤ装着前に信号が変わるミスが発生、クルーは転倒。ガスリーはピットストップの改善を誓う/F1第5戦
もはやガソリン車より便利に…? 高速道の「EV充電器」怒涛の増設! 魔の空白区間?―“出ていいよ”
渋滞40kmも!? 関越道「イライラGW渋滞」今年はいつが酷いのか 「穴場の時間帯」知ればストレス全然違う!? 鬼門の「高坂SA」の状況は
マツダのETC取り付け位置に唖然……色々あってフツーの場所なったけど戻した方がよくね??
ホンダが「新型SUV」発表! トヨタ「ハリアー」サイズの「“クーペ”ボディ」採用! 斬新デザインがカッコイイ「e:NS2」中国で予約受付開始へ
併走するクルマへの目潰しでしかないのにナゼやる? 斜め後ろに「白色ライト」を点灯して走行するトラックは法令違反だった!!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?