ホンダはアゼルバイジャンGPに、アップグレード版”Spec2”のICE(内燃エンジン)を持ち込み、レッドブルとトロロッソの計4台に投入した。
このアップグレードについてホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、「主に信頼性の向上ですが、若干のパフォーマンスアップも行なっています」と説明していた。
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では、実際にこのSpec2を走らせたドライバーたちは、どんな印象を持ったのか?
「僕にとっては、とても明確なことだよ。200馬力も増えたわけじゃない。200馬力も増えていたら、それはちょっとしたものだ」
そう語るのは、トロロッソのダニール・クビアトだ。
「残念ながら、どのくらい出力が増えたかということについては話していない。エンジンの挙動、そして微調整できることについては、エンジニアの方が評価できるだろう。僕はドライブを続けるだけだ」
パフォーマンスの向上を感じるか? そう尋ねられると、クビアトは次のように語った。
「あるよ。信頼性の向上と、そして少しのパフォーマンスだ。その量については分からない。今夜、それを明確にする予定だ。多かれ少なかれ、それがどのくらいのモノであるかを理解するためにね。でも聞いている限りでは、すべてがうまく動いているし、振舞っている。フィーリングからでも、すべてが問題なく動いていた。僕にとっては、ホンダが懸命に働いてくれるのは良いことだし、彼らからもたらされるモノは良いモノなんだ」
ICEを交換するという決断を、200%支持するとクビアトは言う。
「正直にそう思うよ。僕はいつも、パフォーマンスが高ければ高いほど良い言っている。20番手を走っていてリタイアするよりも、3番手を走っていてリタイアした方がずっと良い。だから僕らは常に、この決断を200%支持することが必要なんだ」
クビアトのチームメイトであるアレクサンダー・アルボンも、ホンダSpec2のICEについて語った。
「パフォーマンス面ではそれほど大きいモノではないよ。僕らはそれがどのように機能するのかを確認したかっただけだ。僕らには時間が必要だった。そのエンジンは明らかに新しいモノだから、それを調整する必要があったんだ」
そうアルボンは語る。
「FP1で走れなかったので、少し(計画から)遅れてしまった。でもセッションを通じて素早く進歩しているように見えるし、すぐにそれを調整することができたんだ」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンも「うまくいっているよ」と語り、チームメイトのピエール・ガスリーも、初日については高評価を下している。
「それを確認するために、FP1で走ることができればよかったけどね。でもこれまでのところ、新しいエンジンはポジティブだ」
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