TOYOTA GAZOO Racing WRTの代表として、トヨタのWRC活動を率いているトミ・マキネンは、トヨタがWRC2クラスに参戦できるR5規定に沿ったヤリスを製造する計画を立てていると明かした。
R5とはFIAが定める競技車両カテゴリー、グループRのうち最も強力な規定であり、1600ccの4気筒ターボエンジンを使用。WRカーに次ぐ戦闘力を持っているマシンだ。
■来季WRC復帰を目指すサファリ・ラリー、コース”強化”の必要あり?
シトロエン、フォード、ヒュンダイは全てR5規定のマシンを用意しているため、WRCに現在参戦している4つのファクトリーチームのうち、トヨタのみがR5規定のマシンを持たないメーカーとなっている。
この状況は、トヨタの市販車に適切なエンジンが搭載されていないことで発生したものだが、トヨタが今後発売する新しいマシンで、その問題が解決されるはずだ。情報によれば、ヤリスR5は2021年に発売される予定だという。
マキネンは「我々は今、研究を進めているところだ」と語った。
「しかしそれ(R5の製造)は計画の中にある」
「新しいエンジンを搭載した別の(市販)車が発売されると期待している。我々に必要なのはそれだ。しかしそのエンジンの公認および製造番号が使えるようになるまで待つ必要がある」
「興味深いプロジェクトであり、トヨタのマシンがもっと多く、世界中で戦っているのを見られるのは素晴らしいことだろう」
「FIAから、このカテゴリーの変更をする予定はないと聞いている。このクラス(R5)は良いクラスなので、それは素晴らしいニュースだ」
現在、R5規定ではシュコダ・ファビア R5が圧倒的な強さを誇っており、WRC2クラスを3連覇中だ。また、M-スポーツが開発したフォード・フィエスタ R5も2013年にデビューしてからWRC2を3連覇しており人気が高い。
その他、ヒュンダイ・i20 R5が2016年に、フォルクスワーゲン・ポロ GTI R5が2018年にデビュー。シトロエンは、DS3 R5を2014年に投入。さらに2台目のR5マシン、C3 R5を2018年に実戦デビューさせている。
コストパフォーマンスに優れるR5規定のマシンは人気が高く、WRC2クラスにもワークスチームやプロドライバーが多数参戦。この現状を鑑みて、2019年からワークスチームを対象としたWRC2 プロクラスが新設されている。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝
「サーキット以外の場所でやることにも意味があったと思う」盛り上がりを見せた岩佐歩夢発案のSFキャラバンが成功裏に終了
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
RB、F1中国GPで角田裕毅とリカルドがリタイアに追い込まれた“もらい事故”は「どちらも不必要なアクシデント」
タイヤ装着前に信号が変わるミスが発生、クルーは転倒。ガスリーはピットストップの改善を誓う/F1第5戦
もはやガソリン車より便利に…? 高速道の「EV充電器」怒涛の増設! 魔の空白区間?―“出ていいよ”
イケイケのBYDの次なる一手は認定中古車市場への進出! 「BYD CERTIFIED」開始でEV購入のハードルがダダ下がり
マツダのETC取り付け位置に唖然……色々あってフツーの場所なったけど戻した方がよくね??
渋滞40kmも!? 関越道「イライラGW渋滞」今年はいつが酷いのか 「穴場の時間帯」知ればストレス全然違う!? 鬼門の「高坂SA」の状況は
併走するクルマへの目潰しでしかないのにナゼやる? 斜め後ろに「白色ライト」を点灯して走行するトラックは法令違反だった!!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?