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FD3Sならブーストアップの320馬力仕様で筑波サーキット58秒台が可能って知ってましたか?

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FD3Sならブーストアップの320馬力仕様で筑波サーキット58秒台が可能って知ってましたか?

学生時代から乗り続けるRX-7で筑波アタックに挑戦し続ける!

320馬力のブーストアップで筑波58秒台

FD3Sならブーストアップの320馬力仕様で筑波サーキット58秒台が可能って知ってましたか?

このFD3Sはオーナーが自動車部に所属していた学生時代に購入した愛車で、当時はジムカーナなどに参戦しながらドラテクを磨いていたという。

そして、就職を機会に関東地区に住むこととなり何年かを過ごし、仕事にも慣れて生活も安定してきたこともあり、念願の筑波サーキットに通うようになった。

「ごく普通のブーストアップ仕様だった」という当初の目標は、ブーストアップ仕様での1分切り。正直言ってそれほど難しい目標ではないだろうと思っていたが、切れそうで切れないのが筑波1分のカベ。よくいう“寸止め”の状況が続いた時期に、車両の不調が現れ「エンジンのオーバーホールが必要かな」と感じ、筑波アタッカーの総本山“レディゴーネクスト”にメンテの相談をしたのが現在のスタイルへと転向するキッカケだった。

各部のチェックをしたところ幸いにもエンジン本体には異常がなかった。そこで、レディゴーネクスト青木代表から「エンジンのオーバーホールは本当にダメになった時に、何馬力必要かまで考えて行ったほうがいい、それよりボディやサス、タイヤ、エアロなどを整えてバランスアップした車両でタイムを狙う方が腕も上がるしクルマにも優しい」というアドバイスや提案を受けたのだ。

オーナーはそれまで派手な外観には全く興味が無かったというか、むしろ避けていたのだが、タイムのカベに阻まれていたこともあり青木代表のアドバイスを受け入れて太いタイヤの入るワイドボディと、タイムアタック向けのエアロチューン(ついでにオールペンも!)なども施すことを決意。

そうして筑波用としてリメイクされたエクステリアは、FD3Sの特徴であるコーナリング性能をより引き立てるためのバトル仕様。特に空力に関しては、アンダーボード(合板製)やドライカーボンのGTウイングに加え、エンジンルームやフェンダー内の圧力を抜くためのダクトも多数配置。フロントのリフトを抑えハンドリングを安定させる作り込みが見て取れる。

組み合わせるタイヤは、ストリートではアドバンネオバAD08R、サーキットではアドバンA050を履き分けている。サーキット用のA050にセットするホイールは、鍛造モデルで戦闘力も高いアドバンRS-DFだ。ちなみにタイヤサイズは295/30-18で、サーキット専用マシンの間ではエアボリュームのある35扁平を使うことが有利とされているが、そのためにはフェンダー内部の大加工が必要となるため30扁平をセレクトしている。

ボディとタイヤ、空力などのチューニングで戦闘力と気分を高め挑んだ筑波では、青木代表の言葉通りアッサリと目標の1分切りを達成。その後もタイムの更新を続け、ブーストアップ仕様で58秒台を達成するまでになり、筑波アタッカーの間では一目置かれる存在になった。

ちなみにこのFD3S、エンジンがブーストアップの320psというだけでなく、ボディ補強もしていない。そういう意味ではチューニングによる伸びしろは無限大!? この先どこまで筑波ランキングを登っていくか、楽しみな存在だ。

スペック

■エンジン:ブーストアップ仕様/ナイトスポーツ Vマウント/アペックス パワーFC/HKS パワーフロー、EVC ■ドライブトレイン:エクセディ クラッチ/クスコ LSD(1ウェイ) ■サスペンション:レディゴーネクスト 車高調 ■ブレーキ:プロジェクトμ ローター/レディゴーネクスト パッド/エンドレス ブレーキホース ■ホイール:アドバンレーシングRS-DF(10.5J×18) ■タイヤ:アドバンA050A(295/30-18) ■エクステリア:RE雨宮 フロントバンパー、ボンネット/マジック ワイドボディ/エスプリ GTウイング/レディゴーネクスト フェンダーダクト、ボンネットダクト

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