FIA F3のプレシーズンテストがハンガリーのハンガロリンクで2日間にわたって行われた。初日にはマーカス・アームストロング、2日目にはロバート・シュワルツマンがトップタイムを記録し、プレマ・レーシングが速さを見せた。日本勢ではイェンツァー・モータースポーツの角田裕毅が2日目に5番手タイムを記録した。
初日は雨が落ち始めたセッション終盤に1分31秒411をマークしたアームストロングがトップとなった。アームストロングは先日、FIA会長ジャン・トッドの息子であるニコラス・トッドのマネージメントを受けることが発表された。トッドがマネージャーについているドライバーの中には、現フェラーリのシャルル・ルクレールがいる。
■FIA F3バルセロナテスト:プルチーニが両日トップタイム! 角田裕毅は23番手タイム
なお、アームストロングをはじめとするプレマ勢は初日から好調で、SMPの支援を受けるロシア人ドライバー、ロバート・シュワルツマンが3番手、ユアン・ダルバラが5番手タイムをマークした。
そして2番手につけたのは、先日行われたバルセロナテストで2日間ともにトップタイムを記録したレオナルド・プルチーニ(ハイテック)で、4番手は昨年F2にもスポット参戦したニコ・カリ(トライデント)だった。プルチーニのチームメイトで、レッドブル育成ドライバーのユーリ・ヴィップスは6番手だった。
HFDP(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)のメンバーで、日本のFIA-F4からステップアップしたふたりの若手ドライバーは、角田が1分32秒275で16番手、名取鉄平(カーリン・バズ・レーシング)が1分33秒250で27番手となった。
2日目もプレマ勢が好タイムを記録。シュワルツマンが1分30秒746でトップタイム、ダルバラが3番手、アームストロングが4番手と、2日続けて3台をトップ5に送り込んできた。
その間に割って入り2番手となったのが、長年にわたってGP3を席巻したARTグランプリのクリスチャン・ランドガード。そして5番手には1分31秒146で角田が入った。角田のタイムは、GP3で優勝経験のあるデビッド・ベックマン(ARTグランプリ)やジェイク・ヒューズ(HWA Racelab)らを上回るもので、午後だけで見れば30台中トップだった。なお、名取は1分32秒415で28番手だった。
FIA F3の開幕ラウンドは、5月11日(土)からカタルニア・サーキットで、F1スペインGPのサポートレースとして行われる。
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