ロバート・クビサは、オーストラリアGP金曜日のセッションについて、スペアパーツの不足により、縁石を避けて走らなければならなかったと語った。
開幕戦オーストラリアGPが、2010年以来のF1復帰後初のグランプリとなるクビサ。しかし、彼のグランプリ復帰初日はトップタイムのルイス・ハミルトン(メルセデス)から4秒遅れの最後尾発進となった。
■ ホンダPUに出力低下が発生……しかし土曜日の走行への影響はなし
クビサは、フリー走行1回目は“全体的なグリップ不足”に苦戦していたと語った。また、フリー走行2回目になると“良くなった”と感じたようだが、彼はフロアの軽微なダメージによって走行を妨げられたと言う。
「残念だけど、FP2ではいくつかのダメージによってかなり妥協した」
そうクビサは語る。
「素晴らしい午後にはならなかったよ。今朝(FP1)も全体的にグリップで苦戦していたんだ」
「スムーズに走っている時でさえ既に難しい」
「僕らは縁石を避ける必要があった。簡単なことじゃない。特に(グリップ不足の状況で)トラック上に留まろうと戦っている時にはね」とクビサは付け加えた。
「だけど、そうだね。ポジティブだったのは午後に感覚が良くなったことだ。ただ、残念だけどかなり妥協していたけどね」
クビサの語るところによると、ウイリアムズは“あまり多くのスペアパーツは無い”ということだ。ただ、土曜日に向けてダメージは修復可能なようだ。
「マシンは操縦するのが難しい。何か他のダメージに直面したなら、もっと難しくなるはずだ」
クビサはそう話す。
「F1に居られるのは良いことだ。だけど奇妙にも思える。普通はタイムがかなり遅い時にポジティブなところを見つけるのは難しいはずだからね……」
ウイリアムズはテスト参加が遅れるなど、2019年シーズンは難しいスタートを切っており、更にテクニカルチーフのパディ・ロウが“個人的な事由”により『休職』をとっている。そして、マシン設計の規定違反を避けるために、修正作業が行われていたことも判明している。
クビサはオーストラリアGPに向けた準備が20%しか出来ていない、と以前語っていたが、こうした厳しい金曜日も相まって物事をより困難にしていると認めた。
「オーストラリアがとても凹凸があり、バルセロナとは完全に異なったサーキットだということは分かっている」
「FP2では少しフィーリングが改善され良くなった。気温も少しは僕らの助けになったはずだ」
テクニカルチーフのロウは、以前2019年のニューマシンは昨年の“予測不能な”マシンよりも戦闘力が高いと示唆していた。
クビサに、マシンが安定していたのか? それとも苦戦していたのかと尋ねると、彼はこう答えた。
「それは詳しく入り込みすぎだね。でも、もしトラックに留まることに苦戦していると言うなら、それはバランスが素晴らしい物ではないことを意味している」
「だけどバランスの問題ではないんだ。全体的にグリップを失っているというのが僕らの問題だ」
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