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スポーツ 2019.3.14

マクラーレンもタバコ広告禁止に配慮。開幕戦はBATのロゴをセブンイレブンに置き換え

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 マクラーレンは、今年2月11日に英タバコ製造・販売企業であるブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)とパートナーシップ契約を締結し、『A Better Tomorrow』のロゴをマシンとチームウェアに掲げている。しかし開幕戦オーストラリアGPではこのロゴを削除することを決定した。

『A Better Tomorrow』は、「タバコ製品の販売促進に直接つながるものではなく、潜在的なリスクが低減された製品のみに焦点をあて、技術と革新に根ざすもの」だとBATは説明していた。

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 しかし、フェラーリのマシンに『Mission Winnow』のロゴを掲げているフィリップ・モリスについて、オーストラリア当局はタバコ広告を禁じる法律に違反しているのではないかと調査を実施。これを受けてフェラーリは、オーストラリアGPを前に『Mission Winnow』のロゴを消すことを決定していた。

 BATもこの決定を踏まえ、自主的にロゴをマクラーレンのマシンから排除することを決めたようだ。

 チームとBATとの合意の一環として、『A Better Tomorrow』のロゴが掲げられていたスペースに、コンビニエンスストアのセブンイレブンのロゴが入れられる。

 なお、この対応は1度限りであり、第2戦バーレーンGPでは『A Better Tomorrow』のロゴが復活するだろう。また、フェラーリの『Mission Winnow』も同様だ。

 フィリップ・モリスとBATのこうした活動は、両社がタバコ製品を宣伝するための”裏口”ルートなのではないかという批判も生まれているが、マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは、これを強く否定している。

 ブラウンは、2月の新車発表会で「BATは、モータースポーツにおける長い歴史を持つ優れた企業だ」と語った。

「我々のパートナーシップは、彼らの新世代製品の技術に基づくものだ。ビジネスにおけるタバコとはなんの関係もない」

「彼らの産業は変革を起こしており、それを技術が主導している。だから、我々が彼らと協力し、技術に関する彼らの変革の旅を、助けることができると考えている」

「世界は日々進化し、変化している。おそらく今よりもそのペースは速くなるだろう。彼らの会社も変化している。新しい分野に進出し、革新を起こすことを望んでいるんだ」

「10年や20年前とは、世界は違う場所になっている。彼らが見ているものも変わっている。F1は彼らにとって素晴らしいプラットフォームなんだ」

「マクラーレンがパートナーシップの中でプライドを持っていることのひとつは、革新的な大手企業と協力することだ。BATは、確実にそのカテゴリに含まれる」

 ブラウンは、フェラーリとフィリップ・モリス、マクラーレンとBATの状況が、F1にタバコ関連企業が”戻ってきた”ことを示すわけではないと述べた。

「フィリップ・モリスとフェラーリは”永遠に”共にいるし、BATはレーシング界で素晴らしい歴史を持っている。彼らはその力を理解している。そして彼らは新しい旅路についていて、マクラーレンを役に立つパートナーだと感じているんだ」

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(motorsport.com 日本版 Jonathan Noble)

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