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スポーツ 2019.3.13

フェラーリの新たな武器は”シェルとの関係”? 燃料パートナーが新車開発に関与

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 フェラーリの燃料および潤滑油のパートナーであるシェルは、フェラーリの新車SF90により深く関与するという新しいアプローチが、さらなる性能向上をもたらす上で役に立つはずだと考えている。

 フェラーリとシェルは長年に渡ってパートナーシップを組んできた。だが今回新たな試みとして、SF90のコンセプト段階からシェルが開発に関与し、シャシーを可能な限りコンパクトにするために、積極的に取り組んできたのだという。

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 燃料のサプライヤーとうまく協力し、マシン後部のパッケージングを改善することができれば、重量の面でも空力の面でも直接恩恵を得ることができるだろう。

 シェルのF1燃料開発マネージャーであるブノワ・プーレは、motorsport.comに次のように語った。

「フレームワークと同じく、燃料系についても多くの要素とのトレードオフとなっている」

「しかし昨年、シャシーとの統合が増強された。我々はマシンのデザインを完璧に近づけることで追加のパフォーマンスを得ている」

 フェラーリとシェルが協力し、よりコンパクトなシャシーを生み出そうとした背景には、2019年から1レースあたりの最大燃料搭載量が105kgから110kgに増加したことが影響している。

 プーレによれば、この変更により燃料消費の面でギリギリだったレースでは物事が容易になるものの、製品のアプローチには直接の影響はないという。

「我々はエンジン性能と効率の間で、トレードオフを構築してきた」

「それに加え、シャシーの設計に関して6カ月前に話し合いを行った。我々に(新しい燃料搭載量が)利益をもたらす可能性があるレースもあるだろう。だが疑問は常に、それ(燃料タンクの拡大)をする必要があるかどうかということだ」

「我々はフェラーリと、本当に効率的なエンジンを作るために懸命に取り組んできた。そして、現行のパワーユニット規則に基づいて、多くの燃料の性能を予測することができるようになった」

「そして、同じような性能を持った燃料ならば、より密度が高い方を好む。なぜなら、レギュレーションはすべて重量に基づいているため、密度が高ければ体積が小さくて済む。つまりマシンをコンパクトにできるのだ」

 しかしながらプーレは、最大燃料搭載量の変更により、各チームが劇的に異なるアプローチをすることはないだろうと考えている。

「燃料搭載量が5kg増えることで、より多くの自由度が生まれる」と彼は説明した。

「しかし開発において本当に重要なのは、燃料流量であり、その値は変わっていない」

「だから、我々の技術的目標はまだ変わっていない。それは効率が重要であるということだ。我々はともに最も効率的な燃料とエンジンを求めて取り組んできた」

「最大燃料搭載量が110kgまで増えるのは、マシンを運用する上でさらなる自由が生まれるだけだと考えている」

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(motorsport.com 日本版 Jonathan Noble)

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