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スポーツ 2019.3.11

F1開幕戦に向けて一言! デモラン会場でトロロッソ・ホンダのふたりに突撃インタビュー

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 東京都の公道では初となるF1マシンのデモランイベント『Red Bull Showrun Tokyo』が3月9日(土)に行われた。イベントではレッドブルのF1マシンが明治神宮外苑いちょう並木通りを疾走し、会場にはその走りをひと目見ようと、多くのF1ファンが駆け付けた。

 会場にはトロロッソ・ホンダのドライバーふたり(ダニール・クビアト、アレクサンダー・アルボン)も姿を見せていた。来場者向けのサイン会イベントを前にして、仲良く談笑するふたりにmotorsport.comが突撃。3月17日(日)に決勝が行われる開幕戦オーストラリアGPへの意気込みを訊いた。

    ■レッドブルF1、いちょう並木を疾走! 東京都内公道初のデモランでファン魅了

 まずは今年がF1デビューとなるアルボン。テストで見せた速さから評価急上昇中の彼は次のように語った。

「(開幕戦は)僕にとって初めてのF1レースで、今までに感じたことのない気分だ。まだあまり実感がない」

「テストの結果にはとても興奮しているけど、そこからは本当の速さが分からないということも理解している」

「メルボルンはバンピーだし、簡単なコースではないけど、僕たちはとても良い仕事ができると思う」

 我々の突然のインタビューにもアルボンは非常に明るく、丁寧に応えてくれた。まさに“好青年”といった印象だ。

 そのインタビューを隣で聞いていたクビアトは、我々がマイクを向けようとするのとほぼ同時に「僕とも話して!」と声をかけてきた。

 そんなクビアトにも、コメントを仰いだ。すると彼から返って来たのは予想外の一言だった。

「ソチ(ロシアGP)について話せばいい?」

 ロシアGPはクビアトにとって母国グランプリであると同時に、レッドブル時代の2016年、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に“魚雷”の如く追突し、翌レースからトロロッソに“降格”となった因縁のレースでもある。

 これは単なるジョークなのか、はたまた本当に話したいことがあるのか……。その真意を確かめるべく、ロシアGPについてもコメントをお願いすることにした。

「OK。ソチでのレースはけっこう先だよね……ええと、メルボルンの話?」

 ジョークだったようだ。間髪入れずアルボンからクビアトに「メルボルンの話なのは想像すれば分かるよ!(笑)」と突っ込みが入った。

 そんなひょうきんなクビアトもやがて真剣な表情へと変わり、開幕戦の意気込みについて次のように語ってくれた。

「僕たちはテストでやるべきことをしっかりしてきたし、十分な準備ができている。もちろん、最高の結果が得られるように頑張るよ。レースが楽しみだ」

 そんなクビアトはこのインタビューの直前に行われた『2019 Honda F1 Kick Off 記者会見』でも、「とても生産性の高いテストだった。ホンダとトロロッソのコラボレーションはうまくいっているし、やるべきことをこなせたことが1番重要なんだ」と語り、テストの結果について前向きなコメントを残している。

 取材した限りでは、トロロッソのふたりはとてもリラックスしており、互いに友好的な関係を築いているように見えた。ふたりのこの空気感が、開幕戦に向けての手応えの表れであることを期待したい。

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(motorsport.com 日本版 戎井健一郎)

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