FIAの世界モータースポーツ評議会(WMSC)は、F1の決勝レースでファステストラップを記録したドライバーにポイントを与える計画を承認したようだ。F1コミッションでの電子投票でも承認されれば、2019シーズン開幕戦のオーストラリアGPからファステストラップの追加ポイントが導入されることになると考えられる。
3月7日(木)に出されたWMSCの報告ではこの件については言及されていなかったが、すでにF1コミッションでの承認を得るのみという段階だと見られる。
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通常はF1コミッションを通過してから、WMSCでルール変更の承認が行われるのだが、今回のケースではこの手順が逆になっている。つまり、3月15日(金)からスタートするオーストラリアGPを前に競技規則が変更されるためには、F1コミッションによる電子投票をクリアする必要がある。
なお、ファステストラップのポイント付与対象となるのは、トップ10でレースを終えたドライバーのみとなる模様。これは、ポイント圏外のドライバーがレース終盤にタイヤ交換を実施し、ノーリスクでアタックを行うことを防ぐためだ。
F1では黎明期の1950年から1959年までファステストラップを記録したドライバーにポイントが与えられていた。特に1958年は、マイク・ホーソン(フェラーリ)が1ポイント差でスターリング・モス(ロブ・ウォーカー/クーパー)を破ってチャンピオンとなっており、ファステストラップがタイトル争いを大きく左右した。
もし近代のF1においてファステストラップのボーナスポイントが設定されていた場合、フェリペ・マッサ(フェラーリ)がルイス・ハミルトン(マクラーレン)を逆転し、2008年のチャンピオンになっていただろう。
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