FIA世界耐久選手権(WEC)は、2020/21年にLMP1クラスに代わり”ハイパーカー・コンセプト”クラスを導入する予定だが、新たに市販スーパーカーをベースとしたマシンの参戦も可能となるようだ。
昨年12月にハイパーカークラスの技術規定の変更が発表されたが、これによりアストンマーティンの『ヴァルキリー』やマクラーレンの『セナ』のような”市販”スーパーカーベースのマシンが、プロトタイプマシンと競い合うことができるようになるという。
■WEC”ハイパーカー”のパワートレイン規定「レース専用ユニットも使用可」に
これにはアストンマーティンやマクラーレン、フェラーリなどを含むメーカーが激しいロビー活動を行った結果、FIA世界モータースポーツ評議会の承認が得られたという背景があるようだ。
評議会の報告書によれば「以前に承認された規定のフォーマットを維持する一方、概念を拡張することにより、メーカーが市販している自動車から開発された”ハイパーカー”が参入することを許可する」とのことだ。
「この広がりは、さらに多くのマニュファクチャラーをチャンピオンシップに招き入れることを可能にするためのものだ」
現時点ではこれ以上の情報は明かされておらず、市販車ベースのマシンがどのようにレギュレーションに組み込まれるのかは不明である。
LMP1クラスの車両に市販車のイメージを投影するというアイデアが提唱された当初、各マニュファクチャラーも興味を示していたものの、実際にハイパーカークラスへの参入を決断したマニュファクチャラーは現れていなかった。
現在、WECのLMP1クラスに参戦している唯一のマニュファクチャラーであるトヨタは、2019/20シーズンもWECに留まる意向を明かしているが、それ以降について正式な言及はされていない。
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