レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ホンダとパワーユニット供給契約を結んだことにより、チームスタッフのモチベーションが高まったと語る。
ホーナー代表は、ルノーと12年間過ごした後、ホンダとのパートナーシップを結んだことは大きな意味があったと改めて強調した。
■HRD Sakura連載「テストベンチは面白い!」第1回:テストベンチの役割とは?
「ファクトリーを歩き回って際立って感じることのひとつ、それは楽観的な雰囲気だ」
ホーナー代表は、motorsport.comの姉妹誌であるF1 Racingのインタビューでそう語った。
「我々はエンジン(パワーユニット)が50~60馬力も劣っていることを知りながらシーズンインしていた。それはグループ全体にとっても厳しいことだった。我々は以前にも、本来ならば敵うはずのない相手と戦ってきた。しかし今、何かが変わる夜明けのような場所にいるのかもしれない」
マシン開発において重要な役割を担うエイドリアン・ニューウェイのモチベーションも、ホンダと組んだことで高まっていると語る。
「エイドリアン・ニューウェイのモチベーションは、ホンダとの関係が始まって以来急上昇している。技術的な観点から言えば、シャシーとエンジンの間に明確な障壁があるのではなく、はるかに一体化されているからだ」
「こういった共同作業は、メルセデスとフェラーリが明らかに享受したことだ。ホンダは自社製エンジンに近いのだ」
「このチームは、素晴らしいことを成し遂げることができる。そして将来再び成功することについての欲望があり、それを渇望している」
ホーナー代表は、さらに続ける。
「オーストリアにいる(レッドブル総裁のディートリッヒ)マテシッツ氏から、ミルトンキーンズのファクトリーにいるエンジニアまで、F1に対する大きなエネルギーと熱意がある。強力なドライバーラインアップも有しており、2018年よりもより頻繁に(トップ2チームに対して)挑戦したいと思っている」
「ルノーが自前のチームを結成した今、そして彼らの計画の中では、我々は急速に不便になってしまった。彼らにとっても、我々の存在が苦痛の種になった。我々が選んだ道は、全ての関係者に合ったものなんだ」
シーズンが実際に開幕するまでは、自分たちの本来の立ち位置は分からないとホーナーは語る。その一方で、ホンダの進歩には満足しているようだ。
「まだF1は始まっていない。そして我々は、あらゆる面で進歩を遂げられたことを期待し、そして楽観的に考えている。しかし我々に分からないのは、マラネロ(フェラーリの本拠地)やブリックスワース(メルセデスの本拠地)で何がおきているのかということだ」
「ホンダは、初期の厳しい成長期を過ごした後、開発の波に乗ることができたようだ。それは彼らにとって実りのあることだ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?