トロロッソ・ホンダからF1デビューを果たすアレクサンダー・アルボンは、ニューマシンSTR14について、”悪い意味での驚き”はなかったと語る。
アルボンは、今季のトロロッソ・ホンダのシートを射止め、オーストラリアGPでF1デビューを果たす。しかし彼にはこれまでF1マシンをドライブしたことはなく、その経験不足を補うためにも、バルセロナで行われたオフシーズンテストで、4日間に渡って多くの距離を走り込んだ。
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トロロッソの強みについた尋ねられたアルボンは、次のように語った。
「僕らはただ、マシンに満足している。悪い意味での驚きはない」
「高速コーナーでも中速コーナーでも、そして低速コーナーでも、マシンには一貫性がある。悪い意味での驚きはないよ。だから本当に自信を持ってドライブできる」
「ターゲットにする必要がある部分は、特にはない。でも、マシンを微調整する必要はある」
アルボンにとってのF1初テストは、アウトラップでスピンし、グラベルにはまってしまうというほろ苦い形でのスタートになった。しかしコースに復帰した後は、多くの周回をこなした。
アルボンは結局テストで489周を走破。これは全ドライバー中6番目の走行距離だった。
「安定してきている」
そうアルボンは語った。
「正直に言うと、かなり速く全力で取り組んでいる。テストの初日の時点で、良いベースを持っていたと思うんだ」
「それ以来、僕らはただ、色々なことを試してきた。そして、何が僕らにとってうまく働くのかを見てきた」
F1初ドライブとなったアルボンは、F1を走らせる準備のために読まなければならない書類の量について、とても驚いたと語った。
「本当にたくさんの読むべき書類があった。信じられなかったよ」
そう彼は認めた。
「ステアリングホイールのページは、かなり分厚いんだ」
「エンジニアリングの観点からだけ言えば、その期間があってよかったと思う」
「背景にはたくさんの技術的な分野がある。それを理解するのは良いことだ」
来週迎えることになるF1デビュー戦について、アルボンは次のように語った。
「まだ本当にそれを信じられないんだ。実際にそこに行くまで、ピンとこないと思う」
「簡単なサーキットじゃないから、僕は目を見張って走ることになると思う。でも、興奮しているんだ」
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