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スポーツ 2019.3.6

メルセデスF1が2019年新車W10を解説。昨年のチャンピオンマシンが素朴に見えるほど進歩?

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 メルセデスのテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンが、メルセデスの今季用マシンW10と、その前モデルを比較。今季の空力レギュレーション変更について語った。

 今季のF1マシンは、接近戦を行いやすいようにするため、フロントウイングやバージボード、ブレーキダクトがシンプルになった。アリソン曰く、メルセデスは、フロントタイヤ後方の気流を制御するための”より繊細で賢い方法”を探すために、「風洞で息が切れるような時間」を過ごしたと語る。

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 そしてアリソンは、メルセデスのマシンがレギュレーションの変更とは無関係に、他のエリアでどのように進歩したのかを説明した。

「興味深いことに、昨年我々が誇りを持ったことについて考えると、我々にまさに限界に向けて推し進めていたと思う。そして比較すると、不器用で素朴に見え始める」

 そうアリソンは語った。

「サイドポッドを例に見ると、それは我々がかなり気を揉んだ部分だった。なぜなら、それまでの年にないほどきつく絞り込んだものだったからだ」

「しかし2019年マシンのサイドポッドやボディワークを見ると、12カ月前には考えられなかった形でコンパクトにまとまっている」

「フロントサスペンションについても同じように、我々はさらに高い位置に上げることができた」

「どこでも同じことが言える。マシンのカウルを外してその中身を見れば、マシンのあらゆる部分で小さく、軽量になり、よりパフォーマンスを求めるようになっていることが分かる」

 レギュレーションの変更によっても、マシンが遅くなるようなことにはならなかった。しかしそれは同時に、チームは空力性能を取り戻す方法を見つけなければならなかったということを意味する。

 前述のようにフロントウイングをブレーキダクト、そしてバージボードがシンプルになったことで、特にフロントタイヤ後方の気流を制御するのが難しくなった。アリソン曰く、これを解決するためには創造性が不可欠であったと語る。

「タイヤは、その後方に乱流を生み出す」

 そうアリソンは語った。

「タイヤは、気圧が低い後流と乱流を生み出すのだ」

「それが自分のマシンに影響を及ぼすなら、それはマシンがダウンフォースを発生させる能力に悪影響を与える」

「2009年以降は毎年のように、我々はタイヤの後流を抑え、マシンからできる限り遠くに流すための技術を開発してきた」

「そのための主体となったのが、フロントウイングやブレーキダクト、そしてバージボードだった。そのすべてが、気流をマシンの外側に除雪車のように飛ばしていたのだ」

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(motorsport.com 日本版 Scott Mitchell)

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