鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラ公式テスト2日目。最後のセッションでトップタイムを記録した山下健太(KONDO RACING)は1日目にも増して手応えを掴んでいる様子だった。
終日ともにドライコンディションとなった鈴鹿でのテスト2日目。この日も山下は様々なメニューをこなし、SF19の理解度を深めていった。午前中のセッション3は16番手タイムだったが、午後のセッション4では最後に新品のソフトタイヤを装着しタイムアタック。昨日のトップだったアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)を0.1秒上回り、1分36秒456でセッショントップを獲得した。
■“また2番手……”山下健太、テスト初日で速さを見せるも「中途半端な結果だった」
ちょうど24時間前となるテスト1日目終了後、パロウに0.3秒届かず2番手で終わった山下は「また2番手で終わって、中途半端な結果でした」と悔しさをみせていた。その時から一転し「(最後にトップタイムで終えられたのは)気持ちいいですね!」と満面の笑みをみせていた。
「2日目は特に最後の方は路面が良かったです。最後のアタックでは新品のソフトタイヤを履きましたがビックリするくらいグリップしましたし、それにクルマが合っていました」
「昨日から色々なことを試して、(マシンセッティングなど)触れるところは一通り触ってみました。その中で良いものをどんどん積み上げていきました。ロングランもけっこう良いペースで走れていたので、全体的にすごく良くなってテストを終えられたという感じです」
そう、テスト2日目を振り返った山下。全体的に良くなっているが課題もあるという。
「ソフトに関しては手応えは良いんですが、ミディアムは新品での状態を含めてあまり速くないなという印象で、そこをもう少し速くしていきたいですね」
セッション4ではトップタイムを記録した山下だが、2日目総合で見ると午前中に福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が記録した1分36秒150に続くタイムだった。総合結果では“また2番手”なのだが、このセッション4ではオーバーテイクシステムが全車使えないという取り決めになっており、午前中とは条件が異なった部分が大きかった。
山下も今日のテスト結果に満足せず、今月末に富士スピードウェイで行われる2回目の公式テストで、さらに各所の改善をしていきたいと語った。
「(昨日トップだった)パロウ選手は、ずっと速かったので1回ぐらい勝ちたいなと思っていたんですけど、(最後にトップを獲れて)良かったです。正直、午後はオーバーテイクボタンが使えなかったので、もし使えていたらもっと良いタイムが出ていたんじゃないかなと思います」
「でも、シーズンに入ってくると今日みたいなコンディションはないと思うので、普通のシーズンの時の環境でうまく走れるようにしていきたいです。次の富士テストではミディアムでの速さをなんとかしたいですし、鈴鹿と富士はコースのキャラクターも違います。今度は富士に(クルマを)合わせていければと考えています」
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