鈴鹿サーキットで行われたモースポフェス2019。2日目も「新・永遠のライバル対決」が行われ、本山哲が初代チャンピオンに輝いた。
鈴鹿サーキット”モータースポーツファン感謝デー”の恒例コンテンツとなっていた中嶋悟vs星野一義の「永遠のライバル対決」。しかし昨年の”ファン感”での対決が、ファンに惜しまれつつも最後のバトルとなった。そして今年の”モースポフェス”からは「新・永遠のライバル対決」とリニューアル。本山哲、脇阪寿一、道上龍の3人による”三つ巴の戦い”に生まれ変わり、2日間にわたって激闘が繰り広げられた。
■”永遠のライバル対決”新たな時代の幕開け。1日目は本山哲が勝利
今回、この対決のために各メーカーがホンダ、トヨタ、日産が往年のGT500マシンを用意。本山は2008年が#23 XANAVI NISMO GT-R、脇阪は2002年の#6 ESSO Ultraflo スープラ、道上は2000年の#16 カストロール無限NSXに乗り込んだ。
#16 カストロール無限NSXはウエット走行の準備がなく、この日の走行が危ぶまれたが、スタッフの尽力により急造のウエットタイヤが用意された。
スターティンググリッドは前日のレース1の結果順。本山がポールポジション、道上が2番手、脇阪が最後尾からスタートした。グリーンシグナルが点灯すると脇阪が抜群のスタートをみせ、1コーナーまでに2台をパス。レース1での遅れを取り戻すべくトップを快走した。
これに対しペースを上げたのは本山。2周目に入るところで脇阪のインに飛び込み、1コーナーでトップに浮上。ところがダンロップコーナーに入るところで一瞬失速し、脇阪と道上の先行を許した。
それでも、すぐにスピードを取り戻し先行の2台に接近。道上も脇阪に並びかけ、雨の中3ワイドのバトルが展開された。1コーナーで道上は引いたものの、本山と脇阪はS字までサイドバイサイドのバトルを披露した。予想以上の激戦にグランドスタンドに集まったファンも釘付けとなった。
最終的に逆バンクでトップに立った脇阪がそのまま逃げ切りレース2を勝利。2位が本山、3位が道上となった。
この2日間の結果、レース2こそ勝利を飾ることはできなかったが、合計ポイントでトップとなった本山が初代チャンピオンに輝いた。
この対決で恒例となっているチャンピオンベルトを手にした本山は、集まったファンに「星野さんと中嶋さんがずっとやってきたイベントを、こうして僕たちがやらせてもらえるのは素晴らしいことだと思っています。これからも皆さんにモータースポーツを楽しんでもらえるように、僕たちも頑張っていきます。これからも応援をよろしくお願いします」と挨拶。こうして、長年続いてきた「永遠のライバル対決」は新たな1ページを刻んだ。
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