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スポーツ 2019.2.27

新車開発遅れにより、下を向くウイリアムズF1にモチベーションを……新人ラッセルが考える”ドライバーの役割”

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 今季ウイリアムズからF1デビューを果たすジョージ・ラッセルは、チームに”やる気”を起こさせることも、ドライバーの仕事の一部だと考えている。

 昨年ランキング最下位に終わったウイリアムズ。今季も出だしから躓いてしまった。新車FW42の開発が遅れ、1回目の合同テストの最初の2日を欠席せざるを得なかったのだ。

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 なんとか3日目から走行を開始することができ、ラッセルがその走行を担当。最終日の午後にもステアリングを握った。

 貴重な走行機会を失ってしまったウイリアムズだが、ラッセルは復活することができると信じている。

「僕もそうだったけど、F1チームに加入するまで、F1マシンを走らせるためにどれだけの作業が行われているのか、分からないと思う」

 そうラッセルは語る。

「僕が1月にファクトリーに行き、チームのみんなに会った。そして僕は驚いたんだ」

「僕はこれまで、2年間F1チームに所属してきた。そして単純にパーツを製作するためだけにどれほどの努力が払われているのか……それに僕は驚いたんだ」

 走行機会を逃したウイリアムズだが、まだそこから立ち直るチャンスがあるとラッセルを考えている。

「そういうのは以前にも見たことがある。フォースインディアは2015年にテストを欠席しながら、ランキング5位になった。そして、テストではポイントを獲得できないんだ」

「僕らの仕事は、今ここに来て、チームのみんなのモチベーションを引き上げることだと思う。確かにチーム全体が少し苛立ち、今週の状況に失望している」

「でも僕らはまだ、ポジティブな姿勢を崩しちゃいけない」

「世界が終わったわけじゃない。ポイントを獲得するのはレースでのこと……テストじゃないんだ。だから集中し続け、現状を最大限に活用しなきゃいけない」

 とはいえラッセルは、サーキットにいるにも関わらず、マシンを走らせられなかった状況について残念に思っていたことを認める。

「みんながコースを走っているのを見るのは、あまり良い気分じゃなかった。ドライバーとしては明らかに、ただコース上を走りたいんだ」

 そうラッセルは語る。

「でもそんな考えは、すぐに忘れることにしたんだ。このクルマを作るすべての人たちが、どれだけの仕事をしているのか……それを理解していたからね。だから僕は、それについて苛立つことはなくなった。意図してこのような状況になったわけではないということも分かっていたからね」

「誰もがこの状況に憤慨している。そして彼らは、それを正しく戻すために渾身の仕事をしているんだ。それは僕にとって爽快なことだったし、彼らの働きについては僕はとても誇りに思っている」

 ラッセルは昨年まで、メルセデスのテストドライバーを務め、実際にメルセデスのF1マシンを走らせた。この経験が、ウイリアムズにも活かせるとラッセルは語る。

「そのことは、努力していく必要があるということ対して、理解をもたらしてくれる。どんな業界にいようとも、それは関係ない。最高になりたいのか、それとも最高の存在に勝ちたいのか……昨年の経験を持っていることで、それがどういう意味を持っているのかを理解することができる」

「昨年、あのクルマ(メルセデス)をドライブしたことは、僕にとって特権的なことなんだ」

 なおバルセロナ合同テストの後半初日、ラッセルがFW42を119周にわたって走らせることに成功。プログラムは、正常に動き出しつつあるようだ。

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(motorsport.com 日本版 Adam Cooper)

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