スペインのカタルニア・サーキットで行われたF1合同テスト。3日目、そして4日目の午前中にトップタイムを記録したのは、トロロッソ・ホンダだった。最初のテストであり、この時期のタイムはそれほど重要ではない。しかしながら、幸先の良いスタートを切ることができたと言っても良いだろう。
そのトロロッソの副テクニカルディレクターであるジョディ・エジントンは、ホンダ製パワーユニットの進歩に感銘を受けている。
■3月9日に神宮外苑レッドブルF1デモラン開催。東京の公道でF1初走行へ……歴史的瞬間を見逃すな!
「トロロッソにとって重要なのは、ホンダとの2年目ということだ。これは、我々にとってとても意味のあることだ」
今季のパワーユニットの進歩について聞かれたエジントンは、そう語った。
「我々のチームは歴史的に見ても、毎年のようにエンジンが変わっていた」
確かにトロロッソは、2014年以降だけを見てもルノー→ルノー→フェラーリ→ルノー→ホンダと、搭載パワーユニットをめまぐるしく変更してきた。
「それは、我々のデザインオフィスにとって大きな課題だった。今年はそれがなかった。そのため、スタッフたちは詳細を把握すること、そしてパッケージングにより集中することができた」
「何を期待できるのか、我々は分かっている。思いもよらないことは何もない」
「これまでも言い続けていることだが、ホンダとの関係は本当に素晴らしい。彼らとともに素晴らしい仕事をしてきた。我々のイタリア人のスタッフたちは、彼らと本当に良い関係を築いてきたんだ」
「彼らと共に、真剣に仕事に取り組むことができる。彼らは強力なパートナーだ。彼らは我々と懸命に仕事をし、そして彼らは我々を助けてくれる」
「信頼性も向上しているし、マシン造りはうまくいった。ここまでは順調だし、おそらく昨年よりも少しうまく働くことができている」
レッドブルも含め、ホンダPUには振動の問題が生じているとの噂もある。しかしエジントンは、そのような兆候はないと否定する。
「エンジンの検知データの観点から言えば、それはない。ホンダは、通常通りにセンサーを動かしている。ここまで、エンジンのプログラムは素晴らしかった。ホンダは、自分たちのすべきことに沿って取り組んできた。それは素晴らしいことだ」
「彼らが我々に、妥協を強いることはない。それは素晴らしいことだし、PUに関する状況は本当に素晴らしい」
「我々は今、彼らのスタッフと良い関係になっている。それは我々にとって非常にスムーズなことだったし、ガレージのスタッフたちのほとんどは、同じように思っている」
エジントン曰く、ホンダは昨シーズン中に大きな進歩を遂げたという。しかし今年は、さらにそれを進歩させているようだ。
「昨シーズン中、ホンダはとても力強い開発を成し遂げた。彼らは大きくパワーアップを果たしたし、我々はとても速いスピードで前進することができた。そんな状況でシーズンを終えたんだ。シーズン当初と比べれば大きな進歩だった」
「他のPUメーカーと同じように、ホンダも次のステップに進むため、冬の間とても忙しくしてきた。そして我々は今、彼らが冬の間に学んだことを慎重に検証している。これらの開発を段階的に取り入れている」
「現時点では、すべてのチームがPUを限界まで使っているわけではない。そして我々も、一歩一歩前進している」
「昨年のシーズン開幕前から比べれば、PUは素晴らしい進歩を遂げた。昨年末にかけ、彼らは前に進むことだけを考えているというのは明らかだった。その点について、我々はとても満足している」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産が新型「和製スーパーカー」初公開へ! 1300馬力超え&ド迫力ボディの「Hフォース」! 新たなコンセプトカーとともに中国登場へ
スバルが「新型SUV」公開! 迫力エアロで“めちゃ速そう”な「GTエディション」! 2リッター水平対向エンジン搭載の「新クロストレック」比に登場
車の「ホイールキャップ」なぜ減った? 昔は「標準」でも今は「消滅」近い? 新型車の“足元”が変化した理由とは
メルセデスAMG "1000馬力" の「スーパーSUV」開発スタート 完全独自設計で2026年導入か
テスラ、EV販売低下で人員削減へ 約1万4000人に影響か マスクCEO「コスト削減と生産性向上のため」
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?