今シーズン、ライダーラインアップをアンドレア・ドヴィツィオーゾとダニーロ・ペトルッチのふたりに変更するドゥカティ。そのスポーティングディレクターを務めるパオロ・シアバッティは、彼らが協力体制を築くことで、ポイントの取り逃しが少なくなると考えているようだ。
ペトルッチは、今シーズンからレプソル・ホンダへ移籍したホルヘ・ロレンソの後任としてドゥカティへ加入した。これについて、ゼネラルマネージャーのジジ・ダッリャーニャは昨シーズンと比して“ライダー戦略の変更”だと述べている。
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ドヴィツィオーゾ&ロレンソ時代は、互いに口撃し合うなどチーム内は緊張状態にあったことが伺えた。しかし、ドヴィツィオーゾは既に新チームメイトのペトルッチへ自身のサポートスタッフを紹介するなど、緊密な関係を結んでいる。
このふたりの良好なコラボレーションは、セパンテストでもはっきりと見えていた。彼らはテスト2日目には20周のレースシミュレーションの中でランデブー走行を行っているのだ。
シアバッティは、昨シーズンのサンマリノGPのようなレースを今シーズンに避けたい例として挙げている。その2018年サンマリノGPは、ロレンソが1位を走るドヴィツィオーゾへ迫ろうとして転倒し、2位を失ったレースだ。
「2輪レースは個人的な競技だということは我々も承知している。しかし我々は彼らに、個人のそれと同様に、企業の利益も心に留めておいて欲しいと考えている」
motorsport.comに対し、シアバッティはそう語っている。
「昨シーズンのイタリアGPでは、ロレンソが優勝し、ドヴィツィオーゾは2位だった。サンマリノGPでも1−2フィニッシュを達成できれば素晴らしかっただろうが、ロレンソは前を走るドヴィツィオーゾを追って転倒してしまった」
「最終周に2位走行中で1位がチームメイトだったなら、転倒するリスクを負うのは意味が無い。こうした状況は避けたいものなんだ。そして、マルケスは(サンマリノGPで)これによってアドバンテージを得た」
「ロレンソの批判をしているわけではない。私は彼の事をよく知っているし上手くやっているからね。それに、その時は既に(ドゥカティでの参戦)継続はないと彼は知っていた」
「だが、今のドゥカティライダーのふたりの取り組み方は、非常に明確で好ましいと思う。片方のライダーが速い時、他のライダーに邪魔されずに逃げる事ができるのは非常に重要だ」
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