メルセデスのルイス・ハミルトンは、バルセロナ合同テストにおいてラップタイムは重視していないと言う。一方で、ライバルと目されるフェラーリは、新型マシンSF90の信頼性とペースの両方で印象的な結果を示している。
トロロッソの代表フランツ・トストは、現時点でフェラーリが他のどのチームよりも0.5秒は速い可能性があると述べていたが、ハミルトンは「本当の所は分からない」と主張している。
「フェラーリの正確な速さを数字で示すことができるとは思わない。だけど今、フェラーリは皆が見たように、とても、とても強い」
「フェラーリは走行距離も多く稼いでいる。こうした結果から、フェラーリが昨年型よりも良いパッケージを手にしたように見える。これは、今シーズンは僕たちにとって、さらなる挑戦の年になることを意味している」とハミルトンは語っている。
またハミルトンは、フェラーリとメルセデスのペースを比較するのは難しいとも語っている。両者のテストプログラムは非常に異なっているからだ。
「彼らは素晴らしく見える。ただ、僕たちはマシンを理解しようとして、深く掘り下げているだけなんだ。これは毎シーズンの始まりの時期において、ほとんど同じだ」
「ここ数年、フェラーリは特に強く見える。始めのうちはね。だからこれは予想できたことなんだ。ただ、僕らは僕らのプロセスで進んでいる。皆がとても懸命に取り組んでいるし、問題はない」
そして、メルセデスの優先順位はライバルのパフォーマンスを解析することよりも、良いマシンを作り上げることに集中することだ、とハミルトンは話す。
「自分たちの仕事を進めることに集中しようとしている。深く掘り下げて、メルセデスのプロセスがこれまでより優れていることを確認しようとしているんだ」
「僕らはデータを解析して以前よりも優れていることを確認しようとしている。ドライバーの視点からもね。それから、僕のフィードバックが以前よりもさらに正確だと確かめようとしている」
「それが、僕とチームの集中しようとしていることだ。僕らには2回目のテストでどのあたりに位置するか、考えるための良いアイデアがある」
フェラーリがテストでの好調ぶりを開幕後も引き継いだとしても、メルセデスには反撃するための力があると、ハミルトンは確信しているようだ。
「現時点では僕らは過去の自分たちと競っている。全ての分野で基準を引き上げようとしていて、それはファクトリーのエンジニアも同様だ」
「(ここ数年に達成してきた)成功後のチーム内の雰囲気を見ることは非常に印象的なものだ。(勝利への)渇望が今もそこにあることが分かるからね」
ハミルトンはさらにこう続けている。
「(チームメンバーは)誰も後退していないし、止まってもいない。皆が全力で(計画を)前に推し進めているんだ」
「僕たちはルール(2017年の改訂)を乗り越えてチャンピオンシップを制した唯一のチームだ。そして開幕戦から上手くスタートを切れなかったとしても……僕たちには(優勝を争う)自信があると確信している」
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