ルノーのダニエル・リカルドは、オフシーズンテスト2日目の走行中にリヤウイングのフラップが吹き飛ぶトラブルに見舞われたものの、マシンの第一印象は良いものだったようだ。
レッドブルからルノーへ移籍し、2019シーズンに挑むリカルドは、2月16日(土)のシェイクダウンで、ルノーの新車R.S.19を初ドライブ。18日(月)にスタートしたバルセロナでのオフシーズンテストでは、初日の午後と2日目の午前の走行を担当した。
初日は44周を走ったリカルドだったが、2日目はセッション開始から2時間をすぎたところで、まさかのトラブルに見舞われた。メインストレートでDRSを開いて走行していた最中、リヤウイングのフラップが吹き飛んでしまったのだ。リカルドは1コーナーでスピン、高速でグラベルに飛び出したものの、幸いバリアに接触することはなくマシンが止まり、自走でピットに戻った。
このインシデントで多くの走行時間を失ったリカルドは、28周しか走行できずにマシンをチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグに譲った。午後のセッションで、ヒュルケンベルグは95周を走破している。
「(フラップが)付いているときは大丈夫だったよ!」
リカルドは、リヤウイングのトラブルについてそうジョークを飛ばした。
「ミラーは見ていなかったから、DRSが開いたまま、閉じていないんだと思った。ブレーキをかけてすぐに、マシンのコントロールを失いスピンした」
「ウォールに当たることは避けられたけど、リヤウイングを修理するのには時間がかかった。それほど多くのパーツもないので、午前中はそれで終わりだった」
「午後は多くのラップを走れることは分かっている。全てがうまくいって、彼(ヒュルケンベルグ )が多くのフィードバックをしてくれることを願っている」
トラブルが発生する前、リカルドはロングランに取り組んでいた。レッドブル時代と比較し、ロングランとタイヤの挙動に好印象を抱いたようだ。
「僕がチームと話しているとき、レッドブルのマシンを参照にしている。それも昨年のクルマだ。チームにとってはどちらの視点も興味深いだろう」
「トラブルが起きる前の走行で、僕はかなり勇気づけられた」
「僕は15周くらいのロングランをしていた。繰り返しになるけど、僕の経験からではあまり多くのことを知るのは難しい。でもこのサーキットでの、ロングランを通したタイヤの挙動はとても良いと思った」
「ロングランの最後の方で、1分23秒くらいから、22秒台にラップタイムを戻せたように感じたんだ。僕はそれがとても良いと思った」
「それが、今のところ僕の唯一の印象だ。他のチームと比較することはできないけど、僕の個人的な感覚からすると、その走行がとても励みになった」
「初日はもう少し周回できた。フロントウイングのフラップやセットアップの変更をして、マシンに慣れることができた。でも2日目の走行の方が(マシンの挙動を)象徴していたと思う」
「(タイヤ性能の)崖から完全に落ちたとも感じないし、タイヤを壊してしまったとも思えない。それが僕が今持っている印象に最も近い。マシンの燃料を少なくしたりもしていない」
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