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スポーツ 2019.2.20

”楽しみ”の維持が優勝へのカギ。ベッテル「フェラーリに大改革は必要なし」

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 フェラーリのF1マシンはパフォーマンスが改善されたにもかかわらず、過去2シーズンとも後半戦以降にタイトル争いから脱落している。対するメルセデスは2014年にパワーユニット時代に突入して以来、5年連続でタイトルを獲得している。

 こうした不甲斐ない結果が、マウリツィオ・アリバベーネ(前チーム代表)更迭の一因と言えるだろう。そして、最高技術責任者として近年のフェラーリのパフォーマンス向上に貢献してきたマッティア・ビノットが、後任としてチーム代表に就任している。

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 バルセロナ合同テストの場で、ベッテルはビノットがチーム代表へ就任したことが、チームにおける唯一の大きな変更だと語っている。そして、彼はそれ以上の大きな変化は必要ないと強調している。

「チームは(前年と)ほぼ同じだ。当然、チーム代表以外の話だけどね」

「でも、チームとその土台は同じだ」

「僕たちはここ数年、既に勝てるマシンを作っているし、チームは今もそれに取り組んでいる。(ここから飛躍するのに)”ロケット”なんて必要ないんだ」

「(チームの人員などの)皆や、周りの多くの物事を変更するのは狂っていると思う」

「確かに、僕らは難しい時間を過ごした。ただ言うまでもないが、今僕らは前を向いているんだ」

 ビノットを開発サイドからマネジメント側へ移すフェラーリの決定についてベッテルに問うと、彼は「新たなボスが環境になれるよう(彼自身も)手助けするだろう」と語った。

「これはビノットにとっては大きなチャレンジになる。僕の方でもできる限りも彼をサポートしようと考えているし、彼もチームをできうる限り支えようとしてくれるだろう」

「彼は長い間(フェラーリに)居るから、皆のことを知っているんだ。だからその点では(チーム代表になることは)大きなニュースではない。でもビノットにとって、この役に就いて責任を持つというのは大きなニュースだろう」

 ビノットはフェラーリのチーム発表会の場で、チームが今シーズンを楽しむことが鍵だと語り、ここ数年は楽しみが”行方不明”だったと認めている。

 そしてベッテルは「今の段階では、チームの皆の表情は笑顔だと思う。仕事に取り組むことに集中し、満足しているんだ」とチームメンバーについて語っている。

「今年は僕たち皆が楽しくなるといいと思う」

「楽しい、というのは多くのレースで勝ち、そして最後にはタイトルを争うことだ。これは僕らが望んでいるモノだけど、とても、とても遠い場所だ」

「ここ数ヵ月間に、チームメンバーが感じている楽しさや、喜びを維持することができれば、僕は将来に向けて前向きになれると思う」

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(motorsport.com 日本版 Valentin Khorounzhiy)

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