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フェラーリ&ベッテルが完璧な初日で首位。マクラーレンが2番手に続く/F1テスト1回目デイ1

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フェラーリ&ベッテルが完璧な初日で首位。マクラーレンが2番手に続く/F1テスト1回目デイ1

 2019年第1回F1プレシーズンテストがスタート、初日18日に9チーム11人のドライバーがニューマシンのテストに取り掛かった。トップタイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテルだった。

 ドライコンディショのもと、ベッテルはセッションスタート直後から順調に周回を重ね、午前中に記録した1分18秒161(C3コンパウンドを使用)でこの日のトップとなり、周回数においても最多169周をこなした。午前中に小さなスピンを喫する場面もあったが、ベッテルにとってはほぼ完璧なテスト初日になった。

【F1テスト1回目デイ1・タイム結果】ベッテルがトップ。レッドブル・ホンダのフェルスタッペンは午後にタイム更新、4番手に

 2番手に続いたのはマクラーレンのカルロス・サインツJr.だった。マシンがストップし、ガレージに押し戻されるというアクシデントはあったものの、このトラブルはケーブルの接続に問題があったためのもので、すぐに解決された。サインツは119周を走りこみ、1分18秒558(C4コンパウンド使用)のタイムを記録した。

 ハースのロマン・グロージャンが3番手。グロージャンは午前中のセッションで燃圧低下によりコース上でマシンをストップ、赤旗の原因となった。合計周回数は65周、しかし1分19秒159(C3コンパウンド使用)と好タイムをマークしている。

 4番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだった。午前中に小さな問題が発生したため、本格的な走行を始めるのは遅れたものの、その後は順調に周回を重ね、フェルスタッペンは1分19秒426(C3コンパウンド使用)を記録、周回数は最多ベッテルに次ぐ128周だった。

 アルファロメオのキミ・ライコネンが5番手に続いた。ライコネンはセッション開始早々にコースオフしてストップしたものの、大きく走行時間をロスすることなくコースに復帰。一貫してタイムシート上の比較的上位にとどまり、一時は2番手に位置していた。合計114周を走ったライコネンは、最終的には1分19秒462(C3コンパウンド)で5番手となった。

 6番手はトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト。トロロッソは小さな問題に見舞われ、走行時間を幾分ロス、クビアトの周回数は77周にとどまり、タイムは1分19秒464(C4コンパンド)だった。クビアトは、有意義な作業ができ、マシンの挙動を確認できたと、ポジティブな発言をしている。

 レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスが7番手。この日はRP19のシェイクダウンであり、初期的トラブルがいくつか発生、オイル漏れなどの問題に対処したため、周回数は30周。ペレスの自己ベストタイムは1分19秒944(C3コンパウンド使用)だった。

 チャンピオンのメルセデスは、午前中にバルテリ・ボッタス、午後にルイス・ハミルトンを起用。ふたりともロングランに集中し、タイムはハード寄りのC2コンパウンドでマークした8番手、9番手にとどまった。ボッタスは69周を走り、ベストタイムは1分20秒127、ハミルトンは81周のなかで1分20秒135を記録した。

 最下位10番手、11番手に並んだのはルノーのニコ・ヒュルケンベルグとダニエル・リカルドだった。ルノーは長めのランに集中したということで、ふたりともC2コンパウンドでベストタイムを出している。午前を担当したヒュルケンベルグは65周を走行し、1分20秒980、午後にステアリングを引き継いだリカルドは、合計44周をこなし、1分20秒983が自己ベストとなった。

 ウイリアムズはマシンの完成が遅れてテストに参加できず。早くてもテスト3日目からの走行になることが分かっている。

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