2月18日、バルセロナのカタルニア・サーキットででスタートしたF1オフシーズン合同テスト。午前中のトップタイムを記録したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が、初日の総合首位となった。
午前中のセッションで1分18秒161というタイムを記録したベッテルは、午後に自身のタイムを更新することはなかったが、合計で169周を走破。スペインGPが66周で争われることを考えると、3レース分弱に相当する距離だ。
■F1合同テスト初日午前:ベッテル最多周回&最速。レッドブル5番手発進
結局、ベッテルのトップタイムを更新するものは現れず、チームとしても最長距離を走ったフェラーリが、まずはテスト初日に快調な滑り出しを見せたと言えそうだ。
0.397秒差の2番手はマクラーレンのカルロス・サインツJr.。しかし午後のセッション最初の赤旗の原因となったのもサインツだった。ピットレーン出口で突如パワーを失い、マシンがストップしてしまったのだ。マクラーレンは約50分ほど走行時間をロスしたものの、再び走行に復帰しタイムアップに成功している。
ハースのロマン・グロージャンが3番手。午前中は燃圧低下に見舞われ僅か18周の走行に終わっていたが、65周までラップを重ねた。
今年から新たにホンダのパワーユニットを搭載するレッドブルのマックス・フェルスタッペンは4番手タイム。特に大きなトラブルもなかったようで、128周を走行した。
5番手のキミ・ライコネン(アルファロメオ)は、この日の走行開始早々にスピンを喫し赤旗掲示の原因となったが、午後のセッション終了間際にもコース上でストップ。赤旗でセッションが終了する原因となった。
ただ、実際にライコネンやチームが予定していた通りのマシンストップかどうかは分からないが、燃料が少ない状態でどこまでマシンをプッシュできるか試すことはテストではよくあることだ。
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは77周走行の6番手。レーシングポイントのセルジオ・ペレスが7番手に続いた。ペレスは全9チームの中で最小の30周に終わっており、両チームとももっと走行距離を重ねたかったのが本音だろう。
午後のセッションには、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とダニエル・リカルド(ルノー)がそれぞれチームメイトからマシンを引き継ぎ、テストに参加した。
ハミルトンは81周走行し、ボッタスとほぼ同タイムの総合9番手。リカルドも、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグと0.003秒差、最下位の11番手で走行を終えた。
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