スウェーデンで行われた2019世界ラリー選手権(WRC)第2戦。オット・タナク(トヨタ)が最終ステージまで隙のない走りを見せ、今シーズン初優勝。ドライバーズランキングでも首位に躍り出た。
最終日はSS17からSS19までの3ステージが用意されたが、コース上の雪が少なく例年とは違うコンディションの中で各ステージが進行した。土曜日のSS16を終えて総合トップに立っていたタナクは、SS17、SS18ともに堅実な走りを披露した。
最終のSS19パワーステージでの結果でボーナスポイントが得られることもあり、各車全開アタックを披露することになった。今週末は早々と優勝争いから脱落したセバスチャン・オジェ(シトロエン)が5分19秒7をマークしまずはトップに浮上。これに対しトヨタ勢のヤリ-マティ・ラトバラ、クリス・ミークがタイム更新を狙うがわずかに届かず。しかし、その後にアタックしたエルフィン・エバンス(Mスポーツ)がオジェのタイムを0.2秒上回ると、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が5分18秒6を叩き出し、暫定トップに躍り出た。
続いて登場したエサペッカ・ラッピ(シトロエン)は、途中区間でヌービルから遅れを取っていたが後半セクションで巻き返し、なんとか総合2位を死守した。
総合首位のタナクは最後に登場。この時点で2番手以下に48秒ものリードを築いているため、安全に走れば総合優勝は確実なのだが、パワーステージの結果で得られるボーナスポイントを稼ぐべく、スタート直後からアグレッシブな走りを披露。異次元の速さでステージを駆け抜け、それまで暫定ステージトップだったヌービルを3.5秒も上回る5分15秒1を記録し、今シーズン初の優勝をフルポイントで決めた。
総合2位にはラッピ、3位にはヌービルが続き、開幕戦のウィナーだったオジェは総合順位ではポイント圏外。パワーステージでの4位(2ポイント)を獲得するに留まった。
このラリー・スウェーデンで優勝の25ポイントに加えてパワーステージでトップ(5ポイント)も獲得したタナク。この時点でドライバーズランキング首位に躍り出ている。
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