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豪州SC:ケリー・ニッサン、2019年仕様『アルティマ』公開。チーム体制も確定

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豪州SC:ケリー・ニッサン、2019年仕様『アルティマ』公開。チーム体制も確定

 VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーに、2019年からプライベーターとしてエントリーするケリー・レーシングは、2019年型『ニッサン・アルティマ』を公開するとともにチーム体制を発表。エースのリック・ケリーと、3年目のシーズンを迎えるシモーナ・デ・シルベストロに加え、アンドレ・ハイムガートナーの残留と2016年スーパー2王者ギャリー・ヤコブセンの起用をアナウンスした。

 VASC開幕前の公式プレシーズンテストを控え、今季からニッサン・モータースポーツのファクトリーバックアップを失うケリー・レーシングが再出発となるチーム体制を発表。エースカーの15号車、リック・ケリーのマシンは引き続きカストロールがパートナーを務めることが明かされた。

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「カストロールは世界中の自動車業界でもっとも認知されているブランドのひとつだ。そんな彼らから複数年契約でサポートを得られることは、僕らにとって本当にエキサイティングなことだね」と、チーム代表トッド・ケリーの弟でもあるリック。

「僕たちは昨シーズンもともに仕事を楽しみ、彼らにレースでの勝利といくつかの表彰台をプレゼントすることができた。2019年仕様のカラーリングもクールで気に入っているし、昨年モデルもファンの間ですごく人気のあるカラーリングだったんだ。今年も同じように、みんなが気に入ってくれると思っているよ」

 そして発表が遅れていた2名のドライバーのうち、昨季同チームでルーキーイヤーを過ごしたハイムガートナーがようやく残留を発表し、2年目のシーズンを7号車のアルティマで戦うことが決まった。

「2019年もケリー・レーシングに所属することがようやく発表できてホッとしている」と語った2018年ドライバーズランキング18位のハイムガートナー。

「2018年はVASC初年度ながら6位入賞も記録するなど、いくつか強力なリザルトを残すことができた。このオフにはアルティマにも強力なアップデートが施されているし、今季は良い位置で走り出せると信じているよ」

 2019年VASC全体のレギュラーシートでも最後の1席となった4台目のアルティマを射止めたルーキーのヤコブセンは、過去6シーズンをダンロップ・スーパー2で戦い、2016年にはティックフォード・レーシングでタイトルを獲得。
 2018年はニッサンに移籍しスーパー2参戦を続けながら、ケリー・レーシングのエンデューロ・カップ登録ドライバーとしてリック・ケリーのパートナーを務めた経歴も持っている。その実績を買われ、今季マイケル・カルーソが離脱した3号車アルティマのステアリングを握ることとなった。

「僕は子供の頃からずっとVASCにフルタイム参戦する日を夢見てきた。それが成し遂げられたのは最高の気分だよ」と、トップカテゴリー昇格の喜びを口にしたヤコブセン。

「チームとは昨季からともに戦ってきたし素晴らしい関係を築いてきたけど、まだ仕事は半分も終わっていないし、すべては始まったばかりだ。学ぶべきことは山ほどあるし、そのすべてにチャレンジしていくつもりだ」

 そして自身3年目のVASCシーズンを迎えるシルベストロも、引き続きハーヴェイ・ノーマンがバックアップするアルティマのニューカラーリングをお披露目するとともに、「これまでにない準備ができている」と、正念場のシーズンに向けた意気込みを語った。

「昨年の最終戦ニューキャッスルを終えた後、サウジアラビアでフォーミュラEのテストに参加し、すぐにデイトナで人生初の24時間耐久レースを戦った。その意味でオーストラリアのオフ期間もシングルシーターやGTでマイレージを稼いできたし、間違いなくシーズンに臨む最高の準備ができている」と、過去2シーズンでランキング24位、23位からの雪辱を期すシルベストロ。

「このアルティマ・スーパーカーを見るといつだってワクワクする。早くシートに座ってステアリングを握り、トラックに飛び出したい気分よ。フィリップアイランドでのテストが待ち遠しいわ」

 一方、6シーズン所属したチームを離れることがアナウンスされていたマイケル・カルーソは、今季から新型マシンを投入するフォード陣営に加入。ティックフォード・レーシングの耐久カップ登録ドライバーとしてキャメロン・ウォーターズとペアを組み、シーズン後半3戦のエンデューロ・カップ・イベントでモンスターエナジー・マスタングのステアリングを握ることが発表されている。

 VASCの2019年シーズンは2月14日からの公式プレシーズンテストを経て、2月28~3月1日の“スーパーループ・アデレード500”で開幕のときを迎える。

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