昨年からスーパーGT(GT300クラス)に参戦を開始したModulo DRAGO CORSE。参戦2年目となる2019シーズンも道上龍と大津弘樹のコンビでシリーズチャンピオンを目指すが、より良い結果を求めマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われるメーカーテストに参加することを決めた。
チームオーナー兼ドライバーとして昨年スーパーGT復帰を果たした道上。初めてのNSX GT3、しかもGT300クラスも初体験だったということもあり、シーズン序盤は苦戦する場面もみられた。さらに第5戦富士ではマシンが全損するアクシデントに巻き込まれてしまったが、すぐに新車購入を決断。第6戦SUGO以降は上位争いを展開し、第7戦オートポリスで初の表彰台を獲得。シリーズランキング14位となった。
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「最初の頃はうまくいかないこともありましたが、後半に向けてはすごく上り調子になってきたと思います。クルマのセットアップや開発も進んできていますし、そこに今シーズンはマシンもエボモデルになって進化します。今年はもっと上位で戦えるという期待を持っていますし、もっと勝ちにこだわるようなレースをしていきたいと思っています」
そう語った道上は、シーズン中さらに力強く戦えるように、今週マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われるメーカーテストへの参加を決断したと語った。
「昨年は日本の寒い冬の時期にテストをしていく中で、なかなかタイヤの評価も含めてテストがうまくいかなかったことがありました」
「マレーシアに行くと気温も非常に高いです。冬場だと不具合が出なかったところも、シーズンに入って気温が上がると色々な問題が出てきますからね。昨年も夏場や鈴鹿10Hなどで色々な不具合が出ました」
「そういった部分の対策も含めて、マレーシアでテストをするのが一番いいんじゃないかなと判断して、昨年末に参加することを決めました」
さらに道上はデータエンジニアを増やすなど、チーム体制についても強化をして今季に臨むという。
「メカニックも変わったりしますし、データエンジニアも増やす予定です。今までデータ管理できる人がひとりしかいなかったんですが、そこをふたりにして(体制面で)強化していこうかなと思います」
「その中でGT500でタイヤ関係を専門にやっていたエンジニアがきてくれることになりました。まだNSX GT3にヨコハマタイヤがうまく合わせ切れていないところもあるので、そこはアドバイスをもらいながらやっていきたいなと思っています」
注目のセパンテストは2月13日から始まる予定。Modulo DRAGO CORSEはタイヤテストに加えて、エボモデルのパーツを装着してのテストも予定しているという。
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