ジョナス・フォルガーは2017年にテック3からMotoGPにデビューした。しかし、彼はシーズン途中にジルベール症候群と診断されると、グランプリを欠場し、更に2018年シーズンも欠場することとなった。その後、彼はヤマハとテストライダー契約を結んでいる。
フォルガーは昨年のバレンシアとヘレス、2回のプレシーズンテストに参加している。そこで彼は2019年シーズンのワイルドカード参戦の可能性を語っていた。
■ MotoGPコラム:今年の新人は粒揃い? “超青田買い”バニャイヤが見せた実力
しかし、ヤマハのマネージングディレクター、リン・ジャービスによると、現在確立されているヤマハのプログラムに、フォルガーのワイルドカード参戦は含まれていないと言う。ジャービスはフォルガーの回復には時間が必要だと考えているようだ。
「今の所、フォルガーのワイルドカード参戦についての計画は無い。彼の優先事項と焦点はテストなんだ」
ジャービスはチーム発表会の場でそう語っている。
「シーズン中に何かが起こって、計画が変わるとしたら我々は(フォルガーのワイルドカードを)考えるだろう。だが今の所、我々のプログラムには本当にそれは無いんだ」
ジャービスはアプリリアのテストライダーであるブラッドリー・スミスのワイルドカード参戦の際にはテストライダーとしての考え方は捨てるという考えを踏襲し、ワイルドカード参戦がテストライダーの集中をバラバラにするだろうと付け加えた。
「ブラッドリー・スミスは5回ワイルドカード参戦するようだが、それは多すぎる。もしシーズン中に5回レースをするなら、ライダーの集中力の大部分はレースの準備に向くだろう」
「だから、どうなるか見てみよう。フォルガーは昨年はレースから離れていたんだ」
「第一に、彼はレースに戻ってくる必要がある。定期的にバイクに乗りスピードを取り戻した時に、我々が彼の速さに気がついてワイルドカード参戦が我々の助けになるならば、考えるかもしれない」
ヤマハはシェイクダウンテストにフォルガーと中須賀克行を参加させている。ジャービスはその際の彼らのパフォーマンスに勇気づけられたと話す。
「今朝、辻さん(ヤマハ・レーシング社長)と話したところ、彼はシェイクダウンテストについて満足していた」
「我々が持ち込んだアイデアがうまく機能しているということだ。こういった結果は私たちを前向きな気持ちにしてくれる」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
【角田裕毅F1第5戦分析】問題を抱えながらも最後列スタートを選択。リタイアに終わるも一段と成長した振る舞いを見せる
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
【MotoGP】苦境が好転しないホンダ、チーム側も予想外? 「理論的には良い改善をしているはずなのに」と困惑
写真の中のセナが蘇る? アイルトン・セナ没後30年を偲ぶ【オートモビルカウンシル2024】
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?